【日本ハム】加藤貴之「感謝」4年総額12億円で残留 「必要としてくれた」移転後最長年数の提示熱意が決め手に

スポーツ報知

  • ニュース

2023.11.12(日) 05:00

国内FA権を行使せずに残留を表明した加藤貴

 日本ハムの加藤貴之投手(31)が11日、本拠地・エスコンで会見を開き、今季取得した国内FA権を行使せず、来季も残留することを表明した。今季年俸1億3500万円から大幅増の4年総額12億円(金額は推定)の大型契約で合意し、「一度きりの野球人生。(権利を)使って他球団の気持ちを聞いてみたい気持ちもあったけど、それ以上に球団が必要としてくれた。うれしかったし『もういいかな』となりました」と思いを打ち明けた。

 球団の熱意が残留の大きな決め手になった。「これまでのファイターズにはない誠意を見せたい」(球団幹部)と計4度の残留交渉を行った。長い契約年数という希望をくみ、北海道移転後では最長とみられる「4年」を提示。熱意を感じた左腕は「一番必要としてくれた。育ててもらった。そこに感謝して」と熟考した上で決断を下した。

 新球場元年の今季は開幕投手を託され、24試合で7勝9敗、防御率2・87。来季を見据え、「必要とされた以上は先頭に立ってもっと頑張っていきたい」。2年連続最下位のチームを救うべく、再び北の大地で腕を振る。(堀内 啓太)

関連ニュース

【日本ハム】加藤貴之が残留を正式表明「一番必要としてくれたし、育ててもらった」FA権行使せず
【日本ハム】異例の紅白戦は0―0の同点で終了 江越大賀、奈良間大己らがアピール…エスコン秋季キャンプ
【日本ハム】「谷口きゅんBALLPARK発」秋季キャンプはファンの力を借りながらレベルアップしている感じがします
【日本ハム】郡司裕也「左翼、一塁。捕手、DH、どこでも」地元・千葉での自身初開幕スタメン狙う
【侍ジャパン】追加招集の野村佑希が初安打 花咲徳栄高時代の同期・松井颯から

記事提供:

スポーツ報知