オリックス・山﨑福、ミス響き5回途中3失点 自慢の打撃も好機で振るわず

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2023.11.1(水) 20:16

オリックス・山﨑福也 (C) Kyodo News

◆ 2番手・比嘉が踏ん張り、2点ビハインドで試合後半へ

 オリックスの山﨑福也投手(31)が1日、阪神との「SMBC日本シリーズ2023」の第4戦(甲子園)に先発登板。序盤から走者を背負う投球が続き、5回途中3失点(自責点2)でマウンドを降りた。

 レギュラーシーズンで初の2ケタ勝利(11勝)を挙げ、3年連続で日本シリーズのマウンドに上がった左腕。初回は安打と犠打で一死二塁のピンチを招くと、3番・森下に左中間突破の適時二塁打を浴び先制を許した。1-1の同点に追いついてもらった直後の2回は、二死一塁で相手先発の9番・才木に四球。この回も得点圏に走者を背負い、1番・近本に左前適時打を浴び再び勝ち越された。

 3回と4回はゼロを刻んだものの、5回は先頭の近本に3打席連続となる出塁を許し、続く中野の投犠打を一塁へ悪送球。自らの失策で無死一、二塁のピンチを招き、ここで中嶋監督がベンチを出て2番手・比嘉にスイッチした。

 比嘉は内野ゴロの間に3失点目となる生還を許したものの、森下、大山、ノイジーの相手クリーンアップを封じる好救援。山﨑福の登板結果は4回0/3で75球、6安打3失点(自責点2)、5奪三振1四球となった。

 山﨑福は定評のある打撃でも、2回と4回に好機で打席に入ったがいずれも凡退。日本一になった昨年は優秀選手賞に選ばれる活躍を見せたが、今年は投打とも持ち味を発揮することはできなかった。

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