オリックス連勝で日本S連覇へ前進 頓宮の豪快弾から逆転、東5回1失点の好投
ベースボールキング
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2023.10.31(火) 21:56
日本シリーズ第3戦に先発したオリックス・東 (C)Kyodo News
SMBC日本シリーズ2023第3戦● 阪神 4 - 5 オリックス ○
<10月31日・甲子園>
オリックスが8-0で快勝した第2戦に続き連勝。対戦成績を2勝1敗とし、2年連続の日本一へ前進した。
オリックス打線は1点追う4回、4番・頓宮が豪快なソロ本塁打をバックスクリーン左へ運び同点。続く5回は先頭の6番・紅林が右前打で出塁すると、7番・若月の打席で鮮やかなエンドランが決まり、連打で無死一、三塁の好機を作った。8番・廣岡は遊ゴロに倒れたものの、これが併殺崩れとなる間に三走・紅林が逆転の生還。なおも二死二、三塁で2番・宗が、右中間を破る2点適時二塁打を放ち4-1とリードを広げた。
6回も一死二、三塁の好機を作り、7番・若月の左犠飛で5点目。8点を奪った第2戦に続き、敵地でも打線がつながった。
先発の東は2回、3安打を集中され1点を先制されるも、3回以降は粘り5回5安打1失点で降板。女房役の若月が見事なストライク送球で盗塁を阻止するなど、野手陣の堅い守りも光った。
4点リードの7回に3番手・山岡が3点を失ったが、あとを受けた宇田川が1回1/3を無失点。1点リードの9回は守護神・平野佳が二死一、二塁のピンチを無失点で凌ぎ、5回1失点の東は育成出身では球団初の日本シリーズ白星を手にした。