オリックス・東、日本S初登板で5回1失点の粘投 野手陣も堅守でバックアップ
ベースボールキング
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2023.10.31(火) 20:18
日本シリーズ第3戦に先発したオリックス・東 (C)Kyodo News
◆ CSロッテ戦に続き、第3戦を託された育成出身右腕オリックスの東晃平投手(23)が31日、阪神との「SMBC日本シリーズ2023」の第3戦(甲子園)に先発登板。先制点を与えながらも5回5安打1失点と粘り、日本シリーズ初勝利の権利を持って救援陣にマウンドを譲った。
レギュラーシーズンで6勝0敗、防御率2.06をマークし、ロッテとのCSファイナルステージに続き第3戦の先発を託された育成出身右腕。初回は1番・近本を3球三振に仕留めるなど3者凡退の好スタートを切った。
2回は先頭の4番・大山に右前打を許すと、一死後、6番・ノイジーに右前打でつながれ一死一、三塁のピンチ。7番・坂本の二ゴロは二塁・ゴンザレスが横っ飛びで好捕したが、二塁封殺となる間に先制となる三塁走者の生還を許した。8番・木浪には左中間への二塁打を許し再び二死二、三塁のピンチを招くも、9番・伊藤将は二ゴロ。3安打を集中されながらも最少失点で凌いだ。
3回も先頭の近本に右前打を許したが、バッテリーを組む若月が見事なストライク送球で近本の盗塁を阻止。この回は結局3人で終え、4回は3者凡退でゼロを刻んだ。
4-1と逆転してもらった直後の5回は二死一、二塁のピンチを招いたが、最後は2番・中野を左飛に仕留め日本シリーズ初勝利の権利をゲット。バックの好守にも助けられながら、5回5安打1失点の粘投でリリーフ陣にバトンを渡した。