【ドラフト】日本ハム・新庄剛志監督、途中で稲葉GMらにくじ引き交代「もう(言葉が)入ってこない。もう、いい…」

スポーツ報知

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2023.10.26(木) 18:22

ドラフト1位の指名を終えて取材に応じる新庄剛志監督(カメラ・竜田 卓)

◆2023年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(26日)

 日本ハムの新庄剛志監督は最初の抽選で中大・西舘勇陽投手を巨人・阿部慎之助監督とのクジ争いで外すと、稲葉篤紀GMにくじ引きを代えた大阪桐蔭・前田悠伍投手も2人目のくじ引き役として小村勝球団社長が登場もソフトバンクとの競合で外し、最後はロッテとの競合となった東洋大・細野晴希投手を稲葉GMが引き当てた。

 1位指名終了後、会見した新庄監督は、まず「疲れましたよ。昨日から集中して、集中して」と、ぐったりした表情で話すと。「今日のポイントは右手を入れて、(選択確定の)ハンコを押したところの厚みが0・02ミリ厚いと思って、右手でこう触って、(2個の)クジを触って、左が厚かったんですよ。これは来た、よっしゃと思って、胸にあの札を乗せて、(巨人の)阿部君が喜ばなかったら、僕の勝利と思って、めちゃくちゃ喜んでたんだけど、(外れで)そこかでひざから崩れ落ちそうになりました」と熱弁。

 「クジを開かなかった監督は初かも? 確信していたか?」と聞かれると、「僕のストーリーで決めてたんですよ」と苦笑。

 「でも、稲葉GMが(細野を)引いてくれたんで。素晴らしい左ピッチャーなんで期待したいと思います」と話すと「ちょっと、コントロールがいい投手ではないんですけど、ボールのキレ、勢いは、もしかしたら、このドラフトの中で一番なんじゃないかな。直すテクニックはこちらは兼ね備えているんで大丈夫です」とニッコリ。

 最後は「もう(言葉が)入ってこない。もう、いい…」とつぶやいて去っていった。

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