ロッテ・安田尚憲がCS打率.412と絶好調!「勝負強い」坂口智隆氏も絶賛

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2023.10.20(金) 07:34

ロッテ・安田尚憲 (C)Kyodo News

◆ ここまで5試合で17打数7安打と絶好調

 ロッテは19日、「2023 パーソル クライマックス・シリーズ パ」のファイナルステージ第2戦、オリックスとの試合(京セラD大阪)に6-5で勝利。アドバンテージ含む対戦成績を1勝2敗とした。

 ロッテ打線は2点を追う6回表、二死から3番・石川慎吾と4番・ポランコの連続四球でチャンスを作ると、続く岡大海が左前に落ちる適時打。1点差に迫り、なおも二死二・三塁から6番・安田尚憲が転の2点適時打を右前へと運んだ。

 その後は逆転を許したものの、4-5と1点を追う9回表に無死二塁のチャンスで再び安田が一塁線を破る適時二塁打を放ち、土壇場で試合を振り出しに戻す。さらに7番・茶谷健太の犠打で一死三塁とすると、代打・山口航輝の中犠飛で代走・小川龍成が逆転の生還。敵地で一進一退のシーソーゲームを制し、対戦成績をアドバンテージ含む対戦成績を1勝2敗とした。


 2安打3打点をマークし、試合後ヒーローインタビューに応じた安田は、「最後まで粘って粘って取れた試合」とチーム一丸での勝利を強調。9回の同点打については「いい所で打ててよかった。フェアかファウルか分からないところで、ラッキーな当たりでしたがうれしかったです」と振り返った。

 好調が続いている安田について、19日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の坂口智隆氏は「一塁走者の和田が盗塁で二塁に進み、無死二塁となったので、“スライダーを引っ掛けても良いや”くらいの楽な気持ちで打てたと思う。それが良い結果になりましたね」とコメント。

 続けて「安田は打点を稼げる勝負強い選手という印象が強いので、安田がポイントゲッターになると、好調な打線ですからもっと得点の効率が上がってきますよね」と勝負強さを発揮している安田を高評価した。

 安田はこれでファーストステージ含むCSの5試合で打率.412(17-7) 、計6打点をマーク。お祭り男“スーパー安田”がチームを下剋上へと導くのか、第3戦からも目が離せない。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』



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