【日本ハム】今オフのメジャー移籍目指す上沢直之「いろいろな契約の形がある。メジャーじゃないと話を聞かない、ってことはない」
スポーツ報知
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2023.10.20(金) 00:05
ポスティングシステムを利用して今オフの米大リーグ移籍を目指す日本ハム・上沢直之投手が19日、エスコンフィールドでの秋季練習後に取材に応じ、今後の交渉に向けて意向を示した。
「まだ何も動きはない。これからです」と苦笑いを浮かべて前置きしながら「(どこの)チームがいいとかはない。必要とされたところで、必要とされたポジションで投げることが大事。先発ができたらいいなとは思いますけど、最初それができなかったとしてもいい経験かなって。(先発が)できるようになるまで結果を出せば(いい)って感じです」と思いを口にした。
交渉では好条件を提示される可能性も十分あるが、日本での実績に固執するつもりはない。「メジャー契約があれば一番ですけど、スプリット契約とかいろいろな契約の形がある。『メジャー契約じゃないと話を聞かない』ってことはないですね。(米国に)行って、自分で何とかするのが向こうのやり方だと思うし、自分で頑張って摑みに行くのも面白そうだなって。日本のプロ野球に入った時も元々そうだったので」と、マイナー契約も視野に入れていることを明かした。
プロ12年目の今季は24登板で9勝9敗、防御率2・96。投球回はキャリアハイの170イニングに到達し、完封勝利した5月17日の西武戦(エスコン)から11試合連続でクオリティースタート(QS=6回以上自責3以下)を達成するなど、苦しい夏場も大黒柱として投手陣を支えた。
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