ソフトバンク、最終戦黒星で2位確定ならず…近藤は3冠王逃すも意地の26号ソロ

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2023.10.9(月) 21:34

ソフトバンク・藤本監督 (C)Kyodo News

○ オリックス 4 - 1 ソフトバンク ●
<25回戦・京セラD大阪>

 ソフトバンクは今季のレギュラーシーズン最終戦に敗れ、71勝69敗3分けで全日程を終了。自力で2位でのクライマックスシリーズ(CS)進出を決められず、残り1試合の3位・ロッテとのゲーム差は0.5に縮まった。

 ソフトバンクは先発・有原が6回途中2失点と粘るも、打線がプロ入り初勝利を目指すオリックス先発・曽谷の前に6回までわずか1安打と沈黙。7回以降は相手リリーフ陣に対し再三チャンスは作ったものの、あと1本が出なかった。

 3冠王の可能性を残す4番・近藤は、第3打席目まで2打数無安打、1四球の結果で首位打者の可能性が消滅。それでも4点を追う9回、リーグトップに並ぶ26号ソロを左翼席へ運び、ほぼ手中に収めている打点王との打撃2冠の可能性を残した。

 パ・リーグは10日の楽天-ロッテ戦(楽天モバイル)がレギュラーシーズン最終戦。ソフトバンクはすでにCS進出を決めているが、あすの最終戦でロッテが楽天に勝利すると、勝率1毛差でCSファーストステージの本拠地開催権を失うことになる。

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