斎藤佑樹さんのアジア大会TBS「アスリートプレゼンター」を関係者はどう見た!?「泥臭く取材する方」「“現場力”のある伝え手」

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2023.10.9(月) 21:26

「アジア大会」のTBSアスリートプレゼンターを務めた斎藤佑樹さん

 中国・杭州で開催された第19回アジア大会が8日、閉幕した。アジアの国・地域から延べ1万2000人以上の選手が参加し、40競技481種目を実施した“アジアの五輪”を、TBSで初めてリポートしたのが「アスリートプレゼンター」を務めた元日本ハム投手の斎藤佑樹さん(35)だ。多くの日本代表選手を精力的に取材。その仕事ぶりは関係者の目にどのように映ったのか。一緒に番組制作へ携わった現地スタッフに聞いた。

 斎藤さんの世間のイメージは、何でもスマートにこなすというものかもしれない。だが取材手法は意外にも「コツコツ」と汗をかくというものだったという。

「一緒に仕事をしてみて、本当に人間味があって泥臭く取材する方だなというのを実感しました。今回はアジア大会ということで、事前にそれまで斎藤さんが取材したことがなかった競技の現場へと同行したんですが、驚いたのはめちゃくちゃ下準備をしていたことです。現場ではずっとメモを取りながら取材をしていました。コツコツと汗をかく姿が印象的でした」

 順風満帆ではなかったプロ野球生活。その中で感じたこと、経験したことも「取材者」としての土台になっているという。

 

「普通のアナウンサーがアスリートにインタビューするのとはちょっと違って、斎藤さんは野球選手としてケガに苦しんだり、うまくいかなかった時期を経験しています。だからアスリートの気持ちがよく分かっている。質問の仕方も取材対象への敬意にあふれていました。アスリートとして成功しただけじゃなく、うまくいかなかった経験もあったからこそのバランス感覚には敬服しましたね」

「女子バスケ決勝ではギリギリまで競った結果、日本は惜しくも敗れました。試合終了後、斎藤さんが林咲希キャプテンにミックスゾーンでインタビューする機会があったんです。アスリートの気持ちに寄り添い、かつ視聴者の目線も忘れずに難しいインタビューへと臨んでいました」

 演者として、スタッフ全体の士気向上にも配慮を見せていた。その結果、制作の現場が良きムードで臨めたという。

「毎回、現場のスタッフでは技術さんとかが変わったりするんですが、斎藤さんに自ら『きょうも頑張りましょう!』と言っていただけることで、制作チームのモチベーションはすごく上がるんです。ご自身のインスタでも『きょうはこのメンバーでやります!』とアップしてくれるのも、本当にうれしかった。そんな“現場力”のある伝え手でしたね」

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