【オリックス】日米通算250セーブの平野佳寿が周囲に感謝「まだ引退するつもりはない」「初めて敵チームを応援した」一問一答

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2023.10.2(月) 21:30

プロ通算250セーブを達成した平野佳寿(カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ オリックス3―0日本ハム(2日・京セラドーム大阪)

 オリックス・平野佳寿投手が3点リードの9回から3番手でマウンドに上がり、今季29セーブ目。日米通算250セーブに到達し、名球会入りの条件を満たした。岩瀬仁紀、佐々木主浩、高津臣吾に続き、プロ野球4人目で、日米通算での達成は3人目。日米通算203ホールドもマークしている名リリーバーはお立ち台で周囲の支えに感謝した。以下は一問一答。

―達成おめでとうございます

「ありがとうございます」

―今の心境は

「皆さんに助けてもらって。今日も試合前に由伸が『今日やりましょうね』と言ってくれて、山岡とつないでくれて、本当に良かったです」

―マウンドに向かう心境は

「オリックスで初めて、敵チームを応援しましたね。8回か。このまま(セーブシチュエーションの3点差)で頼むと。後にも先にも相手チームを応援するのはこれが初めてだと思いました」

―本拠地の京セラで決めたかったか

「それが一番ですね。皆さんすごい応援して下さりますし、すごい力になりますし。節目、節目、ビジターが多かったので、250はホームでやりたいと思ったので、良かったです」

―さすがの落ち着いた投球

「3点差だったので、いつもと同じようにランナー出してからも粘って、点取られないように、勝ち越されないように、同点にされないように粘って投げました」

―走者を背負っても抑える秘けつは

「気合ですね。それは」

―ゲームセットの瞬間、両手を突き上げた時の心境は

「素直にうれしかったですね」

ーチームメートが水をかけにきた

「初めてだったんでね僕。ああいうふうに受けたのは。ただここからクライマックスもあるのに、僕の大事なグローブをぬらしにきたんで、それはちょっと怒ってますけど、でも最後にマーゴ選手(ゴンザレス)がめちゃくちゃきれいに拭いてくれていたんで、あと残りシーズンもクライマックスも頑張っていきたいと思います」

―ブルペンを支えてきた佐藤達也広報から花束

「タツとは一緒に頑張ってきたし、すごいピッチャーだったんで。彼は何も思っていないと思いますけど、うれしかったです」

―お立ち台に向かう前にスクリーンに特別なVTRも流れた

「あの映像を見て、細いなと思いましたね。はい、最初の方(若い頃)。だからこれから太らないように気をつけます」

―250セーブを達成するまでの取り組みで大切にしていたのは

「中継ぎ、抑えやっていると、打たれることもありますし、実際それも多い方だったと思いますし、その次に、なかなか切り替えるのは難しいですけど、次に一歩を踏み出せたというのが、次の日に向かって。それの積み重ねだと思うんで、それでここまで来られたと思いますし。あとは丈夫に生んでくれた両親に感謝したいです」

―メジャー挑戦を除けば、今年で15年オリックスでプレー。現在は3連覇しているチームを見て

「僕が帰ってくる時から強いチームになるだろうなと思いながら帰ってきましたし、それが現実となって、3連覇という。本当に若い子たちが由伸中心に頑張ってくれているんで、すごい心強いですし、戻って来て良かったと思います」

―ポストシーズンに向け

「はい、同じように、いつもと同じようなルーチンでしっかり呼ばれたら、自分の力を出せるように。それだけだと思うんで、頑張っていきたいです」

―250セーブ達成の報告を

「はい、いつも応援ありがとうございます。250セーブ達成しましたけど、まだ引退するつもりはないので、ここから一つでも伸ばせるように、若い子たちに負けないように頑張っていきたいと思います。クライマックス、日本シリーズもいきたいと思うので、応援よろしくお願いします」

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