ロッテ、勝負の9月に2度目の4連敗…「何も慌てることのないプレー」福留氏は守備のミスを悔やむ

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2023.9.24(日) 07:44

ロッテ・吉井監督 (C)Kyodo News

◆ 負けられない戦いでのしかかる重圧

 ロッテは23日、敵地での西武戦に1-2で敗戦。3位のソフトバンクも敗れたため単独2位はキープしているものの、勝利した4位・楽天との差は2ゲームまで縮まった。

 序盤に1点を奪い合い、迎えた5回。先発のC.C.メルセデスが一死一・三塁のピンチを迎えると、蛭間拓哉はボテボテのゴロに仕留めるも三塁方向に駆け寄って打球を処理しようとしたメルセデスがこれをお手玉。痛恨の適時失策で失点を喫し、終わってみればこれが決勝点となった。

 同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した福留孝介氏も、「ミスがすべて点に絡んでいる」とロッテの敗因には守備のミスを挙げた。


 思えば2回に先制点を奪われた場面も、先頭打者の佐藤龍世を空振り三振に斬りながら捕手が投球を後逸。振り逃げで出塁を許してしまい、源田壮亮の適時打へとつながった。

 福留氏は「振り逃げもキャッチャーには止めて欲しいですし、その後のメルセデス投手のプレーも何も慌てる事の無いプレーですからね……」とバッテリーのミスを挙げ、確実に取れるアウトを逃してしまった点が致命傷になったと解説した。


 また、負けられない戦いの中で苦しむロッテについては、五十嵐亮太氏も「落とせない試合となると選手もプレッシャーを感じる。また、相手が平良投手というプレッシャーもあったと思いますが、そういった良くない流れが出てしまっているのかなと」と見る。

 これで9月の月間成績は5勝12敗と大きく負けが先行。2位の座は死守しているものの、気が付けば3位だけでなく4位のチームまで背後に迫ってきている。

 迫られれば迫られるほどプレッシャーは大きくなっていくだけに、まずはこの負の流れを断ち切る勝利を掴むことができるか。そのためにも、今一度凡事徹底を心がける必要があるのかもしれない。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』



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