◆パ・リーグ　オリックス３―２ロッテ（１９日・京セラドーム）

　オリックスが２位・ロッテとの接戦を制し、３連勝。マジックを２つ減らして「２」とした。今季最多の貯金３１であすにもリーグ３連覇が決まる。

　育成出身・プロ６年目の東晃平投手がリーグ３連覇をグッと引き寄せた。１７年育成ドラフト２位で入団した右腕が、７回５安打１失点で球団初となるデビューから７連勝。オール先発星に限れば４２年の藤本（巨人）以来、２リーグ制後では史上初の偉業を打ち立てた。　

　初回１死、藤岡の５球目に自己最速を更新する１５５キロをマーク。３回２死一塁から、藤岡裕大に右翼線へ適時二塁打を許した。それでも、５回２死満塁では、山口航輝を左飛に打ち取るなど粘りの投球を披露した。

　打線は初回１死満塁でゴンザレスの三ゴロの間に１点を先制。なおも２死一、三塁では杉本裕太郎の３試合連続適時打となる左越え二塁打で幸先良く２得点を挙げた。６回には１死二、三塁では、自打球で負傷交代した宗佑磨の代打・セデーニョが中前適時打。急きょ打席に立った助っ人の一打が、勝利を引き寄せた。　

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