【オリックス】山本由伸が2リーグ分立後初の2年連続の無安打無得点「3回ぐらいに意識して」ラオウのせいで完全逃す!?一問一答

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2023.9.9(土) 20:46

ノーヒットノーラン達成し花束を手に声援に応える山本由伸(カメラ・今西 淳)

 オリックスの山本由伸投手が9日、敵地のロッテ戦に先発し、昨年6月18日の西武戦(ベルーナD)以来、自身2年連続2度目となるノーヒットノーランを達成した。2年連続は1936年、37年の沢村栄治(巨人)、40、41年の亀田忠(イーグルス、黒鷲)以来、史上3人目。プロ野球通算は8月18日のソフトバンク・石川が西武戦(ペイペイD)で達成したのに続き、100度目となった。ヒーローインタビューは以下の通り。

―2度目の無安打無得点。ナイスピッチング

「ありがとうございます」

―今の気持ちは

「最後の1人までドキドキだったんで、とりあえずホッとしている気持ちですね」

―大歓声を浴びて

「9回マウンド上がる時からすごい歓声だったんで、気持ち良く投げられました。ありがとうございます」

―改めて振り返って

「立ち上がりからテンポ良くいけたんで、途中までランナー出していなかったのも続いていましたけど、途中で四球出しちゃったんで、切り替えて、何とかリードを守ろうと投げた結果、いい結果が出て良かったです」

―何が良かったか

「試合に入ったら結構、ボールが操れていたんで。若月さんの配球がすごくさえていたというか、すごく助けられました」

―8回に3者連続三振。いつから意識したか

「とりあえず3回ぐらいに意識して、4回にロッカー戻った時にラオウさんが、『お前完全試合意識すんなよ』と1人ホームラン打って気持ち良くなっていたんで。はい。そのせいで多分、四球で出ちゃいました」(場内爆笑)

―すぐ切り替えた

「ランナーを出す前から平井コーチに『ランナー出した後の一発目、クイックに変わった時は意識して』と言われていた。平井コーチのアドバイス通りにできて良かったです」

―2年連続ノーヒットノーランはNPBでは82年ぶり。2リーグ分立後初。100度目の達成だ

「いやもう本当にうれしいですし、もっともっと頑張って四球を出さないように高みを目指して頑張ります」

―昨年はオリックス相手に佐々木朗が完全試合。やり返した。

「ファンの方が一番悔しかったと思っていたんで、今日は何とか良かったと思います」

―優勝マジックが12に減った

「直接対決なので、一つでも多く勝ってどんどん減らしていけたらなと思っています」

―明日の予告先発は佐々木朗と宮城だ

「明日もノーヒットノーランが見られると思うので、応援よろしくお願いします」

―最後の最後に三塁側、レフトスタンドのファンに

「最後まで熱いご声援ありがとうございました。球場の一体感が感じられて、すごくいい試合になりました。残り試合も一緒に戦いましょう。ありがとうございました」

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