単打の嵐で鷹粉砕の西武「どうしていいかわからないですよ」球団初の9者連続単打の珍記録に解説陣も熱視線

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2023.8.21(月) 07:24

西武・蛭間拓哉 (C) Kyodo News

◆ 8者連続単打はパ・リーグ初の珍記録

 西武は20日、敵地での西武戦に6-4で勝利し連敗ストップに成功。先発全員安打となる17安打6得点と相手を攻め立て、投げては先発の松本航が6回2失点で約2ヶ月ぶりに4勝目を挙げた。

 この日の西武は初回に先制に成功する幸先の良いスタートを切ると、その後も2回から5回まで全イニングで走者が出塁する猛攻を続けていく。同点で迎えた6回には一死一・三塁のチャンスからルーキー・蛭間拓哉が左翼へ安打を放ち、勝ち越しに成功する。

 さらにここから7番の佐藤龍世まで9者連続で安打を放つ猛攻でこの回一挙5点を獲得すると、その後は小刻みに点を返されたものの9回を守護神・増田達至が締めてゲームセット。17安打が全て単打だった他、1イニングに9者連続で単打を放つのは球団新記録となった。

 同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でも「西武は今日17安打なんですけど、すべてがシングルヒットという…」と西武が見せた攻撃が話題に。

 番組MCを務めた岩本勉氏が「9打数連続単打、これピッチャーだけでなくキャッチャーもどうしていいかわからないですよね…」と切り出すと、同じく出演した大矢明彦氏も「何投げても打たれるという心境でしょうね」と同意し、西武の激しいジャブを打ち続けるかの如き切れ目のない攻撃に驚嘆。

 続けて「なかなかそういう経験って皆さん無いと思うんだけど、実際に打たれてるわけだからね…しかも1人のピッチャーじゃないからね」と単打で滅多打ちにした西武の攻撃の異質さを重ねて強調し、圧巻の破壊力に熱視線を送った。

 今までの2戦でたまった鬱憤を晴らすかのような猛攻でカード3タテを回避した西武。22日からのベルーナドームでのオリックス3連戦でも同様の勢いを維持できるか、引き続き注目していきたい。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』



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