日本ハムの若き中軸が大暴れ!池田氏は“相乗効果”に熱視線「ライバルであり、楽になったりもする」
ベースボールキング
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2023.8.13(日) 07:54
4回に先制2ランを放ちコーチとタッチする日本ハム・万波 (C)Kyodo News
◆ 清宮には「何かコツを掴んだんじゃないかな」日本ハムは12日、敵地でのソフトバンク戦に9-0で大勝。この日は若き4番・5番コンビが大暴れを見せた。
まずは0-0の4回、先頭の清宮幸太郎が右安を放つと、続く万波中正が17号2ランを放って先制に成功。続く5回にも二死一塁から清宮が9号ソロを叩き込み、さらに万波も2打席連発の18号ソロを放つなど、一挙4得点の猛攻でリードを拡大した。
終盤9回にも清宮がこの日3安打目となる適時打を放ち、4番・5番の2人で計5安打・3本塁打で6打点の荒稼ぎ。チームを快勝に導いた。
同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した池田親興氏も、2人の活躍には「もう恐ろしいですよね」と正直な感想を吐露。
続けて「2人ともホームランを打つ力はもともとあった選手ではありますが、ヒットを打つ力、バットにコンタクトする力も上がってきた。ですからホームランを打つ確率も上がってくる」と確実性の向上を強調し、特に清宮には「何かコツを掴んだんじゃないかなという気がしますよ」と熱視線を送った。
また、万波には「清宮がいなかった時期も打線の中心として一人で担っていたところに清宮が戻ってきて、清宮の争いであったり、また清宮がいるから精神的に楽になったりする部分もあると思う」と語り、これまでの奮闘ぶりを称えながら、相棒の復帰が相乗効果となっているのではないかと解説する。
依然としてパ・リーグ最下位と厳しい戦いを強いられているものの、若き中軸が揃って好調なのは他球団にとっても脅威となる。2人のバットとともにチームも上昇気流に乗っていくことができるか、13日の第3戦も2人から目が離せない。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』