オリックス、12球団50勝一番乗り 球宴で”評価爆上がり”の若月がサヨナラ弾
ベースボールキング
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2023.7.22(土) 22:55
サヨナラ弾を放ちガッツポーズするオリックス・若月 (C)Kyodo News
○ オリックス 5x - 4 日本ハム ●<12回戦・ほっと神戸>
サヨナラ勝ちの首位・オリックスは12球団最速でシーズン50勝に到達。前半戦から続く連勝を「4」に伸ばし、貯金は今季最多を更新する「18」となった。
オリックスは先発の小木田が2回表、失策絡みで一挙4失点。それでもその裏、4番・セデーニョの6号ソロ、8番・野口の1号2ランですぐさま1点差に迫った。
投手陣は3回から、本田、山岡、比嘉、宇田川、平野の5投手が無失点リレー。すると攻撃陣は7回、3番・紅林の中前適時打で追いつくと、9回は9番・若月が2号ソロを右翼ポール際へ運び、劇的なサヨナラ勝ちで連勝を伸ばした。
若月は試合後、紅林とともにお立ち台に上がり「めちゃくちゃうれしいです」と笑顔。後半戦スタートを劇的勝利で飾り「良いスタートが切れました。これからも応援よろしくお願いします」と話した。
オリックスは攻守の要だった森が、7月1日の日本ハム戦(エスコンF)で左太もも裏を負傷。翌2日に登録抹消となった。それでも、7月はここまで9勝4敗と高勝率。森離脱後は12試合中11試合で若月がスタメンマスクを被っている。背番号2は19日と20日に行われたオールスターでも、森の代役としてメンバー入り。2試合連続で全パの先発マスクを被り、第2戦では2打点をマークするなど全パの2連勝に大きく貢献した。
捕手としても2試合で10イニング守備につき計1失点の好リード。初戦では先発・佐々木朗(ロッテ)のフォークをしっかりブロックし、SNS上では「若月の壁性能すごい」「若月ってこんなに優秀な捕手だったのか」など、オリックスファンだけではなく、他球団のファンからも若月を絶賛するコメントが相次いだ。