西武、今季初5連勝で最下位脱出 中村V弾で2戦連続殊勲打、光成3年ぶり完封

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2023.7.16(日) 21:21

西武・中村剛也 (C) Kyodo News

○ 西武 2 - 0 日本ハム ●
<13回戦・ベルーナドーム>

 西武は今季初の5連勝。最大18あった借金は13となり、日本ハムと入れ替わり5位に浮上した。

 西武打線は日本ハム先発・上原に対し、再三チャンスは作るものの4回まで無得点。それでも両軍無得点のまま迎えた5回、二死一塁で4番・中村がフルスイング一閃。上原の8球目カットボールを捉えた打球は、左翼席に着弾する先制の9号2ランとなった。これが決勝点。ベテランはサヨナラ打を放った前夜に続き勝負強さを発揮した。

 先発の髙橋光成は3回パーフェクト発進。4回は一死一、三塁のピンチを招いたが、4番・マルティネスを空振り三振、続く清宮は中飛に退けゼロを刻んだ。2点を先制してもらった6回以降は要所を締める投球。8回は二死から途中出場石井に右中間フェンス直撃の長打を許したが、クッションボールが不規則に跳ねたのを見て、ランニング本塁打を狙った打者走者・石井の本塁突入を野手陣がムダのない中継プレーで阻止した。

 髙橋は2点リードの9回を3者凡退で締め、9回120球、4安打無失点、6奪三振1四球の快投。今季6勝目(6敗)を2020年以来、自身4度目の完封勝利で飾った。

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