【西武】今井達也が7回6安打2失点の好投で4・28以来の4勝目 昇格の長谷川信哉は攻守に躍動

スポーツ報知

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2023.7.12(水) 22:45

今井達也

◆パ・リーグ ソフトバンク2―4西武(12日・北九州)

 西武の先発・今井達也投手が、序盤は制球に苦しみながらも7回6安打2失点でまとめ、4月28日以来の白星となる4勝目。四球絡みの1、2回のピンチを最少失点で踏ん張ると、尻上がりに調子を上げた。

 今井は「初回ちょっとやばいなと思ったんですけど、何とか捕手の古賀がいいリードをしてくれた。古賀に助けられた。何とか先発としての仕事を毎試合毎試合できるようにと思っていたので。開き直ってというか、とにかく1人1人一生懸命、打者としっかり勝負することだけ考えていました」とコメントした。

 打者では「7番・中堅で」昇格即スタメン起用の長谷川信哉内野手が、5回無死一、二塁から山野辺が送りバントを失敗した直後に、左中間への適時二塁打。流れを引き寄せると、7回には甲斐の打球をダイビングキャッチし、ピンチの芽を未然に防いだ。

 長谷川は「うれしく思います。前回ホークス戦で2エラーして負けにつなげてしまったので、今日たまたま相手がホークスということで、やり返すことができたかなと思います」と笑顔を見せた。

 6月25日までの4連勝以来、7月初の連勝。逆転勝ちに松井監督は「試合の流れという意味でも、今井もよく2失点で踏ん張ってくれてましたし、1点取れれば流れも変わるというところで、長谷川もカバーしてくれた。チームとして戦うわけですから、個々ではなくね、助け合いじゃないですけど、そういうつながりという意味で非常に良かったかなと思います」と話していた。

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