無念の負傷交代となったオリックス・森友哉 大矢氏が語った“好調時の落とし穴”

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2023.7.2(日) 07:24

オリックス・森友哉 (C)Kyodo News

◆ 「全力でできる時こそ……」

 オリックスは1日、敵地での日本ハム戦に3-1で勝利。2017年から12連敗を喫していた難敵・上沢直之を攻略し、連勝を5に伸ばした。

 首位のまま7月を迎え、その初戦も文句なしの快勝。ところが、この試合では心配な出来事も起こった。2点リードの8回表、「4番・指名打者」でスタメン出場していた森友哉はこの日3本目となる安打を放って出塁。一死を挟み、杉本裕太郎のセンターへの安打でチャンスを拡大する。

 しかし、ここで二塁ベースを蹴って三塁を狙おうとした森友哉が足を滑らせる格好となって左足を負傷。代走・福田周平と交代となった。


 気がかりな森の状態について、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した大矢明彦氏は「恐らく肉離れか、筋肉挫傷だと思う」と推測。

 また、自身も現役時代に足の肉離れを経験した過去を振り返りながら「僕も1回肉離れしたことがあってね、自分で“バーン”って音が聞こえたんですよ。それでもう力が入らずに、ちょうど同じセカンドベースでタイムをかけた」と語り、左足を地面につけることができなかった姿を悲痛な面持ちで見守った。


 ここまでチームトップの38試合でスタメンマスクを被り、打率.286で12本塁打と攻守の要として存在感を発揮してきた背番号4。

 大矢氏も最後に「やっぱり全力でできる時こそやりがち」と付け加えたように、この日は相手の好返球によってアウトになったものの、2回には自身が二塁打を放った直後の頓宮裕真の右飛で積極的に三塁を狙うなど、コンディションの良さが走塁面にも現れていた。

 体がよく動く好調時に潜む落とし穴……。リーグ3連覇に向けて欠かせない選手だけに、早期の回復と復帰を願うばかりだ。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

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【お詫びと訂正】※7月2日11時30分
初出時、記事中の内容に誤りがありましたので、該当箇所を訂正しました。
誤:「4番・捕手」
正:「4番・指名打者」

誤:背番号10。
正:背番号4。
読者の皆様ならびに、関係者の皆さまにご迷惑をお掛けしましたことをお詫び申し上げます。


【動画】オリックスが“天敵”をついに攻略!/7月1日:日本ハム-オリックスのハイライト


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