【西武】今季2度目の4連敗も松井稼頭央監督「必死な姿は次につながってくる」

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2023.6.14(水) 22:53

選手交代を告げる松井稼頭央監督(カメラ・相川 和寛)

◆日本生命セ・パ交流戦 巨人7―1西武(14日・東京ドーム)

 粘ろうとする姿勢は随所に見られた。初回、巨人先発の戸郷に投げさせた球数は32。この日1軍に昇格した岸が9球の末に四球を選ぶなど、打線は懸命に食らいついた。3回、外崎の適時打で一度は追いついたが、その裏にエンスが3失点。戸郷に6回まで116球を投げさせた打線に松井監督は「球数を投げさせた打者の粘りはあったと思います」と話した。

 4回以降は得点を挙げられず今季2度目の4連敗。借金は21年10月1日以来となる最多の11にふくらんだが、選手はファイティングポーズを崩していない。8回、遊撃後方への飛球を源田が後ろ向きになりながらスライディングキャッチするなど、ゲームセットまで全力プレーを続ける。「諦めない姿や必死な姿は次につながる。負けが込んでいるけど、随所にいいプレーも出ている。打者も結果を出そう出そうではなく、打席でできることを思い切ってやってもらうことが一番いいと感じる」と松井監督。首位とのゲーム差は今季最大の10に広がったが、諦めずに上位チームを追いかけていく。

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