【日本ハム】新庄剛志監督 理想のオーダーは「1番」清宮幸太郎
スポーツ報知
- ニュース
2023.6.9(金) 11:18
日本ハム・新庄剛志監督(51)が“完全体”オーダーを思い描いた。8日・広島戦(エスコン)の前に取材に応じた指揮官は、浅間大基外野手(26)や五十幡亮汰外野手(24)ら「故障者組」の復帰を熱望。左腹斜筋損傷から4日にファームで実戦復帰した清宮幸太郎内野手(24)の「1番」起用構想も明かすなど、理想のオーダーを口にした。
新庄監督が次々と脳内の構想を明らかにした。試合前、自ら報道陣の元へ駆け寄ると「いろいろ今は試しながら、けがから戻ってきた選手たちの打順を探している。清宮君、KG(加藤豪)、松本(剛)君、万波君、グワチョ(マルティネス)、野村君、ハンソン…。面白いかな」と理想のオーダーを複数口にした。
5月は月間MVPに輝いた万波、5本塁打のマルティネスらが奮起し、勝ち越しに成功。交流戦は絶好調の加藤豪が上位で「つなぎ役」と「ポイントゲッター」を担い、打線をけん引している。新庄監督は「幸太郎の1番も面白い。選球眼、意外といいから」と離脱前まで全17試合でクリーンアップを務めた清宮を、昇格後に1番起用するプランを明かした。機動力重視の8、9番で好機をつくれば「清宮君が3番役、KGが4番役になる」と、超攻撃的な新オーダーを思い描く。
更に故障で2軍調整中の浅間、五十幡の上位起用も言及。4日のイースタン・巨人戦で菅野から本塁打を放った浅間、足の使える五十幡を1、2番に据え、清宮、加藤豪を中軸に置いて得点アップを狙うパターンだ。「故障者が帰ってきた時の事も考えていかないと。松本君の打順を下げても面白いかな。辛抱して、勝ちをつなげて(戻って来た時に)一気に行けたら」と“完全体”を待ち望みながら、現有戦力でまずは上位浮上を狙う。(堀内 啓太)
関連ニュース
・【日本ハム】清水優心に山田コーチが喝「ありえない。教えようが無い」インプレー中にミット外す
・【日本ハム】新庄監督「緊張感が欠けている」守乱で広島に3連敗 阪神戦へ「楽しみにしといてください」
・【日本ハム】新庄剛志監督が清宮幸太郎の「1番構想」を明かす「選球眼いいから」
・【日本ハム】5月度の月間MVPを加藤貴之&万波中正がW初受賞 加藤貴「無縁だと思っていた」
・【日本ハム】加藤豪将、世界屈指の万能性を自負…ユーティリティーよりも「深い」