【西武】「走魂賞 supported byこんにゃくパーク」の5月度投票を開始

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2023.6.2(金) 16:19

 西武は2日から5月度の「走魂賞 supported byこんにゃくパーク」の投票を開始した。ノミネートされた選手、首脳陣の推薦理由は以下の通り。

【1軍部門】

 ▽平井克典投手 5月は中継ぎ陣の中心的存在を担い、9試合で防御率1・04、被打率2割と抜群の安定感をみせて2勝、7ホールドを記録。チームが最後の1アウトまで“走り切る”上で、勝利に貢献した。

 ▽鈴木将平外野手 5月13日の楽天戦(ベルーナドーム)の4回、走者一掃逆転三塁打を放って勝利に貢献。盗塁成功率も依然100%をキープしている。元々走れる選手ではあるが、守備でも脚の速さを生かした球際の強さを見せている。

 ▽長谷川信哉内野手 1軍昇格以降、「何とか結果を出したい」「ヒットにしたい」という気持ちが、打ってから一塁に走る姿に表れている。その思いが5月16日の日本ハム戦(エスコン)での土壇場での同点本塁打を呼んだように思える。結果、それがチームの勝利にもつながったことから推薦したい。

 赤田将吾1軍外野守備・走塁コーチ「長谷川はスピードがあり攻・守においてアグレッシブな選手です。けがのリスクはありますが、ヘッドスライディングでチームを鼓舞するような、ファンの皆さまもワクワクするようなプレーを見せてくれました」

【2軍部門】

 ▽渡部健人内野手 5月は出塁率も上がり、塁上では次の塁を狙う姿勢が常に出ている。打者走者としても存在感を示し、安打でも凡打でも抜かりのない走塁を継続。こうした姿勢がチームを鼓舞し、勢いづけていると感じる。

 ▽是澤涼輔捕手 どんな打球でも懸命に走る姿がある。ある試合で、二飛を打ち上げた時も懸命に二塁まで行こうとする姿をみせた。相手が落球し、大きく弾いていれば二塁を陥れることができたと思われる走塁はその象徴だった。日々のその姿勢で、打つ方でも結果が出てきていると思う。

 荒川雄太3軍バッテリーコーチ兼ブルペン捕手「「是沢の野球に対する姿勢は素晴らしいに尽きます。誰よりも早くグラウンドに出てランニングを行い、練習開始前に打撃練習を済ませてからチーム練習に入っています。キャンプから継続していることが今の結果につながっていると思います」

 ▽岸潤一郎外野手 内外野の双方を守り、フィールドを走り続けることによってチームを助けている。打撃面での貢献も高く、粘り強くプレーし続けている。

 ▽黒田将矢投手 「与えられたメニューの倍走る」という目標を継続している。4月は結果を出して迎えた5月5日のDeNA戦は6回途中で11失点と苦しい結果だったが、その直後もその姿勢は全く変わらなかった。同月24日の同カードでは6回1失点の好投。どんな時でも変えない姿勢で、それを乗り越えて結果を出したところがいい。

 内海哲也ファーム投手コーチ「黒田は2回目のノミネートになりますが、自分で掲げた『与えられたメニューの倍走る』を継続し、ファームの先発ローテーションを崩すことなく登板しています。練習で体がきつい時も決して妥協しない姿は走魂賞に値すると思います」

* * * * *

 ※走魂賞とは チームスローガンの『走魂』をチーム全体に意識づけるため、スローガンに見合ったプレーなどで貢献した選手を監督やコーチが候補として選出し、最終的にファンクラブ会員の投票によって1軍、2軍それぞれ1人ずつ決定するもの。埼玉西武ライオンズファンクラブ会員専用マイページの「アンケート回答」から投票できる。

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