「何やってんだ!と言われかねない」鷹・川瀬の“技あり打”に解説陣あっぱれ

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2023.5.22(月) 07:34

西武戦の5回、バント適時打を放ったソフトバンクの川瀬

◆ 意表を突く適時バント安打

 ソフトバンクの川瀬晃選手は21日、西武戦(PayPayドーム)に先発出場し、巧みなセーフティバントで1安打1打点を挙げ、チームの勝利に貢献した。

 2-1の1点リードで迎えた5回二死満塁のチャンスで打席に入り、1ストライクからの2球目にセーフティバントを敢行。森脇亮介が投じた外角寄りの速球をやや強引に右方向に“引っ張る”と、これが貴重な追加点を叩き出すタイムリー内野安打となった。

 同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した真中満さんは、「仮にピッチャーゴロやファーストゴロになったら『何やってんだ!』と言われかねないプレーなんですよ」と、二死満塁からのセーフティバントが特殊な攻撃オプションであることを強調。

 その上で、「自信を持って決めなきゃいけないセーフティスクイズだったけど、本当に上手く決めた。勇気を持ったセーフティバントだったと思う」と、最高の結果を導き出した川瀬のパフォーマンスを評価した。

 また、同じく番組に出演した大矢明彦さんは「川瀬本人がセカンド前というバットコントロールのイメージを出来ていたから成功したと思う。(今回の打球コースは)守る方にとっては盲点。投手の左側を抜けるとセーフになる可能性がとても高い。(川瀬は)そういうイメージを持ってやっていた」と、意表をついた今回の攻撃が計算されたものだったとの見解を示した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

【動画】奇襲にベンチも大盛り上がり!川瀬が鮮やかなバント適時安打


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