ロッテの廣畑敦也

● 楽天　4 － 6　ロッテ ○
＜7回戦・楽天モバイル＞

　ロッテが5連勝を収め、パ・リーグ首位の座をがっちりキープ。今週は4勝1分けの負けなしと順調に白星を積み重ね、今季最多の貯金9とした。

　ロッテ打線は初回、2試合連続で4番起用されたグレゴリー・ポランコの適時打で先制すると、2回には8番・佐藤都志也の2号ソロで加点。前回登板で9回途中までノーヒットピッチングを見せていた楽天先発・瀧中瞭太を相手に、試合中盤は追加点を挙げられない展開となったが、2－1で迎えた6回に四球絡みで一挙4得点とリードを広げた。

　投手陣は先発登板予定だった森遼大朗が「背中の張り」で急きょ登板を回避するアクシデントに見舞われたものの、この2日間登板がなかったリリーフ陣が粘りのリレーを披露。緊急先発となった岩下大輝から9イニングを合計6投手でつなぎ、最後はルイス・ペルドモが来日初セーブでブルペンデーを締めくくった。

　勝利投手は、2番手として3イニング1失点に抑えた廣畑敦也。同じくブルペンデーとして挑んだ18日・オリックス戦にプロ初先発した右腕が、嬉しいプロ初勝利を手にした。