【日本ハム】宮西尚生が歴代1位タイの救援のみ823登板!通算400ホールドへ「今までで一番取りたいと思っている」

スポーツ報知

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2023.5.17(水) 05:00

10回から登板した宮西尚生(カメラ・中島 傑)

◆パ・リーグ 日本ハム2―4西武(16日・エスコン)

 日本ハムの宮西尚生投手が、NPB歴代7位の五十嵐亮太氏に並ぶ通算823登板を達成した。延長10回に登板し、1イニングを2安打無失点。全て救援登板の選手では同氏に並んで歴代トップとなった。「そこは意識していなかった」としつつも「プロ野球の長い歴史の中で1位に立てるっていうのは、プロに入った時は考えたこともなかった」と話した。

 メモリアル登板も、さすがの安定感だった。1死一、二塁とされるも古賀、児玉を宝刀・スライダーで連続三振。「強気に攻めるタイミングとコースに投げ分けるときと。しっかりメリハリをつけて投げられた」。これで12試合連続無失点。今季は15登板で8ホールド、防御率0・73と圧巻の数字を残す。

 前人未到の400ホールドまで、残り「12」に迫った。過去2年の故障や不振を乗り越えての金字塔に、「400ホールドは『本当に取りたい』って、今までで一番思っている。去年の時点で、絶対に届かないと思っていたから。そのチャンスが目の前にある。がむしゃらに取りに行きたいっていう、初めての欲を出しながら投げてます」と力をこめた。

 【記録メモ】宮西(日)は08年の初登板以来、先発なしの823試合オールリリーフ登板。連続リリーフ登板のプロ野球記録は、01~18年に岩瀬仁紀(中)が作った879試合連続があるが、デビュー以来の連続リリーフ登板は、99~20年に823試合連続リリーフ登板の五十嵐亮太(ヤ・ソ)と並びプロ野球タイ記録。なお。823登板は歴代7位タイ。

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