日本ハム・上川畑が汚名返上サヨナラ打 坂口氏「“やり返したい”気持ちだけじゃダメ」
ベースボールキング
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2023.5.8(月) 07:34
日本ハム・上川畑大悟 (C) Kyodo News
◆ 失策をサヨナラ打で挽回日本ハムは7日、本拠地で迎えた楽天戦で3-2で勝利し3カード連続の勝ち越しに成功。「8番・遊撃」で先発出場した上川畑大悟が9回に適時二塁打を放ちチームをサヨナラ勝ちに導いた。
同点で迎えた9回裏、一死一・二塁のチャンスで打席に立ったのは上川畑だった。相手投手・宮森智志の2球目の直球を振りぬくと打球は伸びて中堅手の頭上を越す適時二塁打に。3回に平凡なゴロを後逸して適時失策を記録していただけに、汚名返上の活躍となった。
同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した坂口智隆氏は、失策後の打席での心境について「やり返したいという気持ちを野手は持っているけど、それだけじゃ力みに変わってしまうのでダメ」と解説。今回の上川畑の決勝打は「どこか冷静に落ち着いて打席に入れて、かつ、やり返したいという気持ちが乗っかって出たヒットだと思う」と振り返った。
上川畑はルーキーイヤーの昨季80試合に出場し打率.291と奮闘したが、今季はここまで29試合の出場で打率.179と低調。苦しみもがく背番号4へ、坂口氏は「非常に気持ちも強いですし、技術ももちろんあると思うので頑張って欲しいですね」とエールを送った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』