オリックス・小野泰己、2回2失点で降板 移籍後初登板初先発も制球に苦しむ

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2023.5.4(木) 15:15

オリックス・小野泰己 [写真=北野正樹]

◆ 昨オフ阪神を戦力外、育成契約でオリックス入り

 オリックスの小野泰己投手(28)が4日、敵地・PayPayドームでのソフトバンク戦で移籍後初登板初先発。初回に4四球を与えるなど制球に苦しみ2回2失点で降板した。

 2点の援護をもらい新天地デビュー戦のマウンドに上がった右腕。遊撃・紅林の好プレーで先頭の中村晃を遊ゴロに仕留めたが、続く柳町、近藤に連続四球を与えピンチを招いた。4番・柳田は一ゴロに仕留めたが、二死二、三塁で5番・栗原に左前適時打を許し同点となる2者が生還。そのあとも連続四球で二死満塁としたが、最後は8番・ガルビスを二ゴロに仕留めた。

 2回は二死から安打を許したものの、最後は3番・近藤を遊ゴロに仕留め無失点。オリックスは1点を勝ち越した3回裏から継投に入り、小野の新天地デビュー戦は2回53球、2安打2失点、0三振4四球の結果となった。

 小野は福岡・折尾愛真高、富士大を経て、2016年のドラフト2位で阪神に入団。2年目の2018年は23試合に先発し7勝を挙げた。しかし、2019年以降は故障や制球難が重なり登板数が減少。昨年オフ阪神を戦力外となり、育成選手としてオリックスに入団した。新天地ではオープン戦などでアピール。4月上旬に支配下登録を勝ち取り、ファームでは0勝3敗ながら防御率2.13と結果を残した。

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