【日本ハム】伊藤大海3度目の先発も6回4失点で今季初勝利ならず「魂を燃やし切れてない」
スポーツ報知
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2023.4.19(水) 22:32
◆パーソル パ・リーグ 日本ハム3―4ロッテ
日本ハムの伊藤大海投手が、今季3度目の先発も6回5安打4失点(自責3)で今季2敗目。新本拠地エスコンフィールド北海道での初登板も、今季初白星とはならなかった。
2回、2死一塁から井上に149キロを右翼スタンドまで運ばれ2点の先制を許す。さらに1点を返した直後の3回には、内野安打と失策で無死二塁から、藤原に左翼線適時二塁打を浴びるなど2点を追加された。
伊藤は自身の現状について「言葉にするのが難しい。悔しいんですけど、本当に悔しいのとまた違う。魂を燃やし切れていないというか、自分の良さを見失っている感はあるので、もう1回自分で火を付けられるようにやっていけたら」と明かした。
6回には、全力疾走でマウンドに向かう姿も。「何か変えていかないといけないので、初心に戻って。ピッチャーやり始めのころは、早く投げたくて走って行ってたと思うんで。格好悪くてもいいと思いますし、自分を奮い立たせる何かが必要なのかなと、きょうはそれをやってみました」と語った。
さらに「試合当日を迎えてメラメラしている感じが、いつもなら100%持ってこれるのが、今は80ぐらいなのかなと、マックスで燃えれてない」と話し、世界で戦った後遺症について問われると「帰ってきてすぐはありましたけど、今は全然ないですし、もう終わったこと。どっか自分に甘えてるのかなというのはありますし。切り替えが早すぎるなと。いつもなら2回に2点取られて、その時点で悔しいはずなのに、まず6回2失点、7回2失点とか、すぐ切り替えられてる自分もすごい格好悪い」と自己分析し、WBCの影響は否定した。
次回へ向けては「ネガティブな方向にならないように。自分がもっとしっかりすれば、チームも僕もいい方向に行くと思うので。そこは自覚と責任をもって。次マウンド上がった時に、守ってる選手にも、首脳陣からも気合入ってんなって思ってもらえるように、準備して戦いたいと思います」と切り替えていた。
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