左打者続きでも厄介な“新・鷹打線” 坂口智隆氏は柳田の上昇に太鼓判
ベースボールキング
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2023.4.2(日) 07:24
開幕戦から2戦連発と当たっているソフトバンクの4番・栗原陵矢
◆ 打線組み換え鮮やか開幕2連勝ソフトバンクはロッテ相手にホームで開幕2連勝。投手陣が2試合連続完封リレーで抑えたのはもちろん、15安打7得点と組み替えた打線の活発さも光った。
4-0で勝利した開幕戦から1番、5番、7番を入れ替えた打線は、3回までロッテ先発・種市篤暉の前にゼロ行進だったものの、4回先頭の4番・栗原陵矢が2試合連発となる2号先制ソロを放つと、5回には「1番」から「5番」に配置転換された牧原大成の適時打と、6番・中村晃の犠飛で加点。
終わってみれば2番・近藤健介と3番・柳田悠岐が連打する形で各2安打、その後ろに構える栗原、牧原大、中村晃の3人で合計8安打5打点と、打線の中軸が面白いように繋がった。
1日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した坂口智隆さんは、2番・近藤と4番・栗原の状態の良さに触れ、「前後に打てるバッターがいるというのは柳田選手にとってもすごく大きい。成績もまた戻ってくるのではないか」とコメント。好調な2人に挟まれることが主砲・柳田の“大爆発”に繋がるとの見解を示した。
また、「5番・牧原選手は凄くいいアイデアかなと思いましたね」と、打線組み換えについても好評価。クリーンアップの一角で起用された牧原大はチーム2点目の適時打を含む2安打と結果を残しており、「今日はしっかりハマって、攻撃の形は良いのかな」と振り返った。
リードオフマンで起用された周東佑京も含めれば、1番から6番まで左打者が並ぶ偏ったスタメンだったが、「右左を苦にしないバッターばかり」と坂口さん。
前述の通り、「2番の近藤選手と4番の栗原選手が元気だと柳田選手にとってもすごく大きい。そこで柳田選手が打つと止まらなくなってきますよね。今日も柳田選手と中村選手にヒットが出て、いい流れになってきた」と、ソフトバンク打線を評価していた。
◆ ソフトバンク開幕2連戦のスタメン
▼ 3月31日 ▼ 4月1日
(二)牧原大 (中)周東
(左)近藤 (左)近藤
(右)柳田 (指)柳田
(三)栗原 (三)栗原
(中)正木 (二)牧原大
(一)中村晃 (一)中村晃
(指)アストゥディーヨ(右)正木
(遊)今宮 (遊)今宮
(捕)甲斐 (捕)甲斐
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』