【日本ハム】石井に開幕スタメン当確ランプ…エスコン“第1号”の三塁打
スポーツ報知
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2023.3.27(月) 03:00
◆オープン戦(26日・エスコンフィールド北海道) 日本ハム1-1ヤクルト
日本ハムの石井一成内野手(28)が、2年連続の開幕スタメンに当確ランプを灯(とも)した。最後のオープン戦となった26日のヤクルト戦に2番二塁で出場。1回、無死一塁から左前打で好機を広げ、先制点をもたらした。6回にはエスコンフィールド北海道で“第1号”となる三塁打も記録。3割5分9厘の高打率を残した勢いを持って、7年目のシーズンに臨む。
石井が最高の形で、開幕前最後の戦いを終えた。2安打締めで打率は3割5分を超えた。30日に控える開幕・楽天戦へ「キャンプインから結果を求めてやっていたので。いい形で来てるんじゃないかと思います」と手応えを口にした。
今季から本拠がエスコンに変わった。新たな歴史の幕開けへ「そこを目指してやってきた」と、開幕スタメンへの強い意識を持って取り組んできた。キャンプ中に繰り広げられた定位置争いも「もっともっと自分はできる。負けるはずがないというくらいの強い気持ちでいた」とアピールを続けてきた。目指してきた目標が結実しつつある瞬間へ「準備をして、あとはその時を待つだけ」と表情を引き締めた。
オープン戦の中盤までは下位を打つことが続いた。しかし好調ぶりを買われ、24日からのヤクルト3連戦では2試合で2番に入り、適時打を含む7打数3安打と結果を残した。新庄剛志監督(51)は「これだけ打ってくれれば、1番でも2番でも面白い」と攻撃の核として、欠かせない存在となっていることを強調。当確ランプが灯った今、重責を担う結果を求めていく。
1年目から開幕1軍入りするなどしてきたが「1年間出続けたことがないので」と口にするように、定位置確保には至らずに来た。7年目の今季へ、石井は「今年は自分の良さを出して、攻めるイメージで行きたい。行けるところまで行ってという感じです」と目指す方向性を示した。強い気持ちを持ち続けた先に見えてくる、不動の地位を築いていくための戦いが、いよいよ始まる。(砂田 秀人)
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