
◆オープン戦 楽天 1―2 日本ハム(12日・静岡)
日本ハムの山本拓実投手(26)が“日焼け止め作戦”で花粉症を乗り切った。2―1の9回に登板し、1回1安打無失点で試合を締めくくった。
小学時代から花粉症と鼻炎に悩まされているという右腕は、試合前練習からマスクを着用。前日は不織布のマスクを使っていたが、この日は通気性の良いマスクに変更し、マスクを着用したままでも支障なくキャッチボールを行うなど花粉対策をした。併せて、「ワセリンと近いんですけど、日焼け止めもちょっとべたっとしているのでそれを顔に塗るとマシになったりするので」。肌の表面に膜を作り、花粉が直接肌に付着するのを防ぎ、効果があるとされる日焼け止めを入念に塗り込み、万全の対策を施していた。
それでも、「今日とかも最後の方、くしゃみが出て危なかった。(花粉の)許容量を超えたら3日後ぐらいに悲しいことになるので、今回の対策がうまくいったのか、明日、明後日ぐらいの朝に出るのかな。今日の朝は、ちゃんとくしゃみ5回ぐらいしていたんで、まだまだもっと対策していかないと(笑)」と、油断することなく対策を練っていくつもりだ。
この日は、最速150キロの直球とカットボール、シンカーを投げ分け、わずか7球で打ち取った。「ここまで丁寧に丁寧に投げてきたんですけど、開幕が近いので、どれだけ出力を出してもズレが起きないかを少しずつやっていこうかなと思っていた。しっかり狙ったところに意図したボールを投げられるかっていうところでは、しっかりできたかなと思います」と、順調に段階を踏んでいる。50登板を目標に掲げる背番67が、花粉にも打ち勝ち、開幕1軍をつかむ。