先発転向の西武・平良、初実戦は2回0封 緩急自在の投球で4者連続三振締め
ベースボールキング
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2023.2.18(土) 14:15
西武・平良海馬
◆ 多彩な変化球を駆使し打者を翻弄今季は先発で勝負する平良海馬投手(23)が18日、今キャンプ初の紅白戦に先発登板し、2回1安打無失点、4奪三振の快投を披露した。
初回、先頭の新外国人・ペイトンを2球で一ゴロ斬り。2番のドラ6・児玉に左前打を許したが、3番・外崎は見逃しでの三振併殺に仕留め、初回をテンポ良く12球で終えた。2回は先頭の新外国人・マキノンをカーブ2球で簡単に追い込み、最後は低めの変化球を振らせ空振り三振。続く陽川もフルカウント後のスライダーで空振り三振に仕留めると、最後は6番・川越を速球で見逃し三振に仕留め4者連続三振をマークした。
今季初実戦は2回28球、1安打無失点、4奪三振無失点の内容で降板。この日は緩い変化球を効果的に使うなど、多彩な球種を駆使し快調にアウトを重ねた。
平良は入団2年目からリリーフとして活躍し、昨季は最優秀中継ぎ賞に輝くなど、ここまで203試合に登板し7勝31セーブ94ホールド、防御率1.66を記録。昨季終了後に先発挑戦を直訴し、今キャンプはスターターとして順調に調整を進めている。