【日本ハム】ドラフト5位・奈良間大己、新庄剛志監督の前でプロ初本塁打
スポーツ報知
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2023.2.17(金) 11:56
◆練習試合 日本ハム7-3サムスン(16日、国頭)
ドラフト5位の日本ハム・奈良間大己内野手(22)がプロ初本塁打を放った。16日、2軍キャンプ地の沖縄・国頭で、サムスンとの練習試合に8番・三塁で出場。0―1の2回裏1死一、二塁から放った一打は、右翼席へ飛び込んだ。「捕られたかなと思った」と二塁を回ったところで一度止まり、戸惑い気味に本塁を踏んだ逆転3ランに「狙ってはなかったんですけど。風に乗ったかな」とほほ笑んだ。
高い意識が生んだ一発だった。2、5打席目の安打を含めた猛打賞全て、右方向に運んだ。「走者を三塁に進めることを考えていた」と前提にあるのはチーム打撃。それが「大学時代にはない」と言う右翼への本塁打につながったが、反省も忘れない。初球エンドランを決めた右前にポトリと落ちた5打席目を「最悪転がさないといけない。あの打席は悔しい思い」と振り返った。結果だけにとらわれず、内容も追い求めている。
試合直前に1軍キャンプ地の名護から駆け付けた新庄剛志監督(51)の御前で、大きなインパクトを残した。打力に加えて2盗塁を記録し、守備でも「記憶にない」と話す三塁から、定位置の遊撃、二塁でもプレーと万能ぶりを示した。目標に掲げる「開幕1軍」へ着実に前進を続けているが、奈良間自身はそう捉えていない。「1日結果が出ただけではダメ。キャンプを通して継続、オープン戦でも継続。それが自分にとって大事」と表情を引き締めた。飽くなき向上心でより存在感を示していく。(砂田 秀人)
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