オフに結婚を発表し、年内に披露宴を行う「責任感出てくる」
福岡ソフトバンクの高田知季内野手が17日、契約更改に臨み、400万円増の推定2600万円でサインした。
高田は今季74試合に出場。これは2015年の81試合出場に次ぐ記録で、遊撃手として今宮健太内野手の穴を埋めることも多かった。シーズン成績は打率.188、2本塁打、15打点だが、ポストシーズンでは失点に絡むエラーを自らのバットで取り返す活躍もあった。
「途中からの出場が多かったけど、試合数は評価していただきました。今宮が抜けた穴を少しはカバーできたかなと思います」という一方で「打つ方はまだまだで、結果が出ていない。今後頑張っていかないといけない」と課題を口にした。
打撃については「東京ヤクルトの青木さんやイチローさん、埼玉西武の秋山さんなど、ヒットをたくさん打つ方の動画を見て自分に合うものを取り入れていき、自分のものにしていきたい」と語る。主に参考にするのは「トップからボールにコンタクトするまでのバットの軌道」だという。
また二塁手争いについては「一番ライバルが多いけど、一番チャンスがあるポジション」とし「来年で7年目になるので、しっかりレギュラーを狙っていきたい」と強い決意を示した。オフには結婚を発表。年内に披露宴も行う。「僕一人ではなくなるので、より一層責任感が出てくる」と、守るべきものの存在に気持ちを引き締めて来季に臨む。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)
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