【ソフトバンク】15歳オスーナ入団、王貞治会長の868本「塗り替えたい」
スポーツ報知
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2023.1.24(火) 05:00
ソフトバンクのホセ・オスーナ外野手(15)が23日、ペイペイドームで入団会見を行い、王貞治球団会長兼特別チームアドバイザー(82)の世界記録868本塁打の更新を誓った。「日本の本塁打記録を塗り替えたい。自分の能力だったら超えられる可能性がある」。壮大な夢を掲げ、生涯ホークス宣言まで飛び出した。
185センチ、82キロの恵まれた体格。三笠GMが「(球団OBの)秋山幸二さんみたいに足もあって肩も強くて、長打力がある。トリプルスリーを達成できる選手」と期待したように、DNAも申し分ない。いとこは米大リーグ・ブレーブスで20年に本塁打&打点の2冠に輝いたマーセル・オズナ。21年オフから練習をともにし、助言も受ける。オズナの愛称が「ザ・ビッグ・ベアー(大熊)」だけに「彼みたいなパワーがあると言われるので」と自身のニックネームも「ザ・ベアー」だ。
主戦場は三塁と外野だが、投手経験があり、二刀流にも意欲満々。「大谷選手のように両方やりたい」と白い歯をこぼした。まずは育成選手から始まるサクセスロードに向け、「今年はファームで10本塁打」と宣言。プロ野球の最年少本塁打記録は金田正一(国鉄)の17歳2か月で“挑戦権”もある。世界の王超えへ、15歳の金の卵の可能性は無限大だ。(小松 真也)
◆ホセ・オスーナ(Jose Ozuna)2007年3月27日、ドミニカ共和国生まれ。15歳。7歳から野球を始め、11歳の時にはドミニカ共和国代表で国際大会に出場。185センチ、82キロ。右投右打。背番号173。年俸300万円。
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