ロッテの新入団選手たち

　ロッテは7日、ロッテ本社で新入団選手発表会を行った。

　ドラフト1位の菊地吏玖（専修大）は、『28』の背番号が入ったピンストライプのユニホームに袖を通し、「やっと千葉ロッテの一員になった感じが強くなったというか、来年からこのユニホームを着て活躍するんだという気持ちがより一層芽生えてきました」と感想を口にした。

　菊地はプロ1年目となる来季の目標に“新人王”を掲げた。その理由について「僕自身は来年、1年間一軍の戦力になり続けたいと考えた時に、その目標が達成できた時には新人王が見えてくると思いましたので、新人王を目標に掲げました」と説明した。

　吉井理人監督は新人9選手に「この1年しっかり意識して、一生に一度しかないルーキーの年なので、意識しながら頑張ってほしいと思っています」とエールを送った。

　新入団選手のプロフィールは以下の通り。

▼ 菊地吏玖
背番号：28
生年月日：2000年6月13日生
守備位置：投手
身長 / 体重：183センチ / 93キロ
投 / 打：右 / 左
経歴：札幌大谷高－専修大－ロッテ（ドラフト1位）
卯年の決意：新人王
「僕自身は来年、1年間一軍の戦力になり続けたいと考えた時に、その目標が達成できた時には新人王が見えてくると思いましたので、新人王を目標に掲げました」

▼ 友杉篤輝
背番号：10
生年月日：2000年11月7日生
守備位置：内野手
身長 / 体重：171センチ / 70キロ
投 / 打：右 / 右
経歴：立正大淞南高－天理大－ロッテ（ドラフト2位）
卯年の決意：開幕一軍
「１年目からチームの勝利に貢献できる選手になるというのが一番の目標。まずはスタートから一軍に入るというのが1番の目標だと思い、卯年の目標に掲げさせていただきました」

▼ 田中晴也
背番号：35
生年月日：2004年6月6日生
守備位置：投手
身長 / 体重：186センチ / 92キロ
投 / 打：右 / 左
経歴：日本文理高－ロッテ（ドラフト3位）
卯年の決意：一軍勝利
「自分の目標は一軍で活躍することなので、まずそのスタートとして成長できる練習をおくって、少しでも早く一軍のマウンドで勝利投手になれるようにこれから頑張っていきます」

▼ 高野脩汰
背番号：34
生年月日：1998年8月13日生
守備位置：投手
身長 / 体重：183センチ / 87キロ
投 / 打：左 / 左
経歴：出雲商高－関西大－日本通運－ロッテ（ドラフト4位）
卯年の決意：開幕一軍
「友杉選手と一緒で開幕一軍です。即戦力左腕として開幕の一発目の試合からしっかり、千葉ロッテマリーンズの戦力となれるよう頑張っていきます」

▼ 金田優太
背番号：68
生年月日：2005年2月12日生
守備位置：内野手
身長 / 体重：183センチ / 83キロ
投 / 打：右 / 左
経歴：浦和学院高－ロッテ（ドラフト5位）
卯年の決意：一軍出場
「将来一軍で活躍し続ける選手になるためにも、来シーズンルーキーである１年目にいかに出場することができるか、そんなことを思いこの目標を立てました」

▼ 吉川悠斗
背番号：127
生年月日：2005年3月14日生
守備位置：投手
身長 / 体重： 185センチ / 82キロ
投 / 打：左 / 左
経歴：浦和麗明高－ロッテ（育成ドラフト1位）
卯年の決意：支配下登録
「一軍に上がって先発、中継ぎ、どこで投げるにしても、まずは支配下登録してからではないと始まらないと思うので、まずは育成でしっかりトレーニングをしてその上でしっかり支配下登録して投げられるというのを目標にしていきたいと思っています」

▼ 白濱快起
背番号：128
生年月日：2004年7月5日生
守備位置：投手
身長 / 体重：192センチ / 87キロ
投 / 打：右 / 右
経歴：飯塚高－ロッテ（育成ドラフト2位）
卯年の決意：支配下登録
「まだ技術面もなくて、育成選手。一軍で投げるには程遠い。この１年しっかり頑張って支配下登録されるように頑張っていきたいと思います」

▼ 勝又琉偉
背番号：129
生年月日：2004年10月7日生
守備位置：内野手
身長 / 体重：188センチ / 78キロ
投 / 打：右 / 右
経歴：富士宮東高－ロッテ（育成ドラフト3位）
卯年の決意：早期支配下
「支配下にならないと、何も始まらないと思うのでまずはZOZOマリンスタジアムで、千葉ロッテマリーンズの戦力になれるよう頑張っていきたいと思います」

▼ 黒川凱星
背番号：130
生年月日：2004年4月5日生
守備位置：内野手
身長 / 体重：178センチ / 75キロ
投 / 打：右 / 右
経歴：学法石川高－ロッテ（育成ドラフト4位）
卯年の決意：幕張のスーパースター
「自分自身、千葉県に生まれて育ったので、地元球団を盛り上げられる存在として来年の目標とはいかないのですが、次の卯年までにはこうなっていられるように、まずは支配下登録目指して頑張っていきたいと思います」

取材・文＝岩下雄太