【オリックス】森友哉が入団会見 選んだ理由は「中嶋監督」「オリックスジュニア」…「大阪を盛り上げたい」
スポーツ報知
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2022.11.27(日) 05:50
西武から国内フリーエージェント(FA)権を行使し、オリックスに移籍した森友哉捕手(27)が26日、大阪市内のホテルで入団会見し「大阪を盛り上げたい」と語った。4年総額18億円以上の大型契約。背番号は「4」に正式決定した。
森が第一声に力を込めた。「すごくうれしく思います」。プロ入りから9年間在籍した西武を離れ、オリックスに移籍。「中嶋監督が捕手出身で、自分もまだまだレベルアップできるのではないかと思った。小学6年生の時にオリックスジュニアで野球をやったというのもある」と決断の理由を明かした。
大阪・堺市出身で、大阪桐蔭高を卒業して以来の“凱旋(がいせん)”。「(大阪は)あったかい(温かい)と思う。大阪も堺市も盛り上げたい」と抱負を語った。
新本拠地となる京セラDは相性抜群だ。「雰囲気は好きですね。(球場の)色合いや景色が好き」。MVPを受賞した19年に打率4割8分6厘と京セラDで打ちまくった。今季もホームのベルーナD(2割6分1厘)を上回り、球場別で最高の3割4分8厘を残した。
「一番の武器はバットだと思っている。ここまで積み上げてきた守備面でも評価してもらいたい。1年を通して期待に応え続けたい」。オリックスでは、吉田正が米大リーグに移籍する方向で、捕手の伏見がFAで日本ハムに移籍。3連覇、2年連続日本一を目指す福良GMは「強いチームをつくっていく上で、森選手の力が必要」と加入を喜んだ。
4年最大で20億円の大型契約で迎えられた森は「できれば全試合、マスクをかぶるぐらいの気持ちでやっていきたい」と、プロ10年目で初となる全試合出場を目標に掲げた。(長田 亨)
◇ジュニアチーム プロ野球12球団が地域の小学生を選抜してチームを編成。球団OBが監督を務め、12球団トーナメントを行う。森は07年(札幌D)、本塁打も放って、正捕手としてオリックスを優勝に導いた。
■森に聞く
―古巣・西武への思いは
「9年間、育ててもらった球団。全力プレーで活躍して、恩返しができるように頑張らないといけない」
―来季の開幕戦は西武戦(3月31日・ベルーナD)。同期入団の山川との対戦は?
「まだ対戦していないので、怖さは分からない。楽しみの方がある。丁寧に、慎重にリードできれば」
―エースの山本も「加入が心強い」と言っていた
「対戦するのが本当に嫌と思っていた。そう言ってもらえるような活躍をすることが大前提」
―来年3月にWBCがある
「日本を代表してプレーしたいというのもある。2月、3月の大事な時期でどうなのか、という不安もある。まずはチームに溶け込む。そこ(WBC)に関してはまだ、あまり考えていない」
―背番号4について
「自分のラッキーナンバーで、モリーナ選手がつけている背番号。ずっとつけたかったので、うれしいですね」
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