角中、岡、佐藤、山口らが打率3割超え 今季のロッテ代打陣はどうだった?

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2022.11.25(金) 09:02

ロッテ・山口航輝 (C) Kyodo News

 その“一振り”で試合を決めることもあれば、チャンスメイクすることもある代打という役割。レギュラー選手に比べて、1打席で結果が求められる難しさがある中、ロッテの選手たちは代打で結果を残す選手が多かった。

 ロッテは“代打”を専門にしているというよりは、スタメンでも出場することのある選手が他の野手との兼ね合いでベンチスタートし、試合終盤に代打で登場することが多い。

 チーム最多の16本塁打を放った山口は、代打で打率.357、2本塁打、9打点と勝負強さを発揮。3月27日の楽天戦、藤岡裕大の代打で登場すると安楽智大から一時逆転となる第1号3ランを放つと、5月17日の楽天戦では4-3の7回二死満塁の場面に代打で登場し右中間を破る2点適時二塁打。さらに6月7日の中日戦では0-2の6回に代打で小笠原慎之介から逆転3ランを放ち、チームを勝利に導いた。

 山口は昨年行った取材で代打の難しさについて「代打というのは1打席勝負なので難しいですし、集中していかないと1打席で結果が出ないと思う。集中力を持って準備しています」と語っている。

 角中勝也は代打でチーム最多の24試合に出場。打率.318、1打点をマークした。オールスター明けは代打での打率は.429。9月6日の西武戦から代打で出場した試合は3試合連続安打を放ち、8日の日本ハム戦では8回に適時打を放った。

 プロ入りから2年連続で代打での打率3割以上をマークしている佐藤都志也は、今季も代打での打率は3割(.375)を超えた。6月に行ったオンライン取材で、代打で勝負強い理由について佐藤は「自分はキャッチャーなのでよくわかるんですけど、結局バッテリーがピンチで一番しんどい。その時点で打者が有利だと思っているので、その優勢な立場にいるのに自分がどうしようと思ったら、ますます劣勢になってしまう。優勢に立っているということをアドバンテージに思って、結局初球、勝負球から入って。自分もキャッチャーなので気持ちはわかるんですけど、それがボールだったら結局、ストライクを取りにいかないといけない。じゃあ何の球を取りに行こうか、甘い球をいかに打つかとなってくる。勝負強さのなかにも気持ちの部分、確実にそれを捉えるか捉えないかだと思っているので、いたってシンプルな考えで打席に入っていると思います」と教えてくれた。

 岡大海も代打での打率.455と打ちまくった。7月21日の西武戦、2-4の9回一死満塁の場面に代打で登場し、平良が1ボール2ストライクから投じた4球目のカットボールをレフトへ同点の2点適時打。特に7月以降の代打での打率は.驚異の.667、9月27日、28日の日本ハム戦では代打で2試合連続安打を記録した。

 チーム全体の代打打率は.209(158-33)だったが、代打で10試合以上出場した角中、佐藤、山口、岡が打率3割を超えるアベレージを残すなど、代打での強さが光った。

▼ ロッテ代打成績
角中勝也 24試 率.318(22-7)本0 点1
レアード 19試 率.111(18-2)本1 点2
菅野剛士 18試 率.286(14-4)本0 点1
佐藤都志也 17試 率.375(16-6)本0 点1
山口航輝 16試 率.357(14-5)本2 点9
三木 亮 14試 率.000(10-0)本0 点0 3犠打
岡 大海 13試 率.455(11-5)本0 点3
福田秀平 12試 率.111(9-1)本0 点0
藤原恭大 9試 率.111(9-1)本0 点0
福田光輝 8試 率.400(5-2)本0 点1
和田康士朗 6試 率.000(6-0)本0 点0
マーティン 5試 率.000(5-0)本0 点0
柿沼友哉 4試 率.000(2-0)本0 点0 2犠打
井上晴哉 3試 率.000(3-0)本0 点0
小川龍成 3試 率.000(3-0)本0 点0
安田尚憲 3試 率.000(3-0)本0 点0
池田来翔 2試 率.000(2-0)本0 点0
山本大斗 2試 率.000(2-0)本0 点0
荻野貴司 1試 率.000(1-0)本0 点0
田村龍弘 1試 率.000(1-0)本0 点0
茶谷健太 1試 率.000(1-0)本0 点0
平沢大河 1試 率.000(1-0)本0 点0

取材・文=岩下雄太

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