
◆パ・リーグ ロッテ3―1楽天(28日・ZOZOマリン)
種市のためにも、とロッテ・ジャクソンは右腕を振った。ZOZOに吹き荒れた風速10メートル以上の強風を味方につけて、150キロ超の直球はうなりを上げ、ブレーキがきいた変化球は低めに決まった。6回1死までノーノー投球。7回1安打無失点で2勝目を挙げた。12奪三振、116球はともに来日最多の熱投だった。
「種市君がああいう形になり、先発投手にも勝ちがついていない状況だった。一致団結して、自分がチームに勢いを与える投球ができて良かった」
25日のソフトバンク戦(熊本)で種市が左アキレス腱(けん)を断裂し今季中の復帰が絶望的。先発陣が手薄な状況で、1日のジャクソン以来、20試合ぶりに先発投手に白星がついた意味は大きい。
「種市の分もジャクソンが引っ張っていってくれると思う。期待しています」とサブロー監督。まだ最下位だが、最大6あった借金は3に減った。ジャクソンを中心に巻き返す時間は、たっぷり残っている。(阿見 俊輔)