オリックス・石岡諒太内野手が１７日、大阪・舞洲の合宿所「青濤館」で契約更改交渉に臨み、１３８万円アップの７００万円でサインした。「今年はシーズン途中から来て、打つ方を期待して取ったという話で。打棒を生かせるようにシーズン初めから頑張ってほしいと言われました」と振り返った。

　７月にトレードで中日から加入し、当初は１番などを務めたが、その後は結果が出せずに２軍落ち。８、９月は４試合の出場に終わった。昨季までプロ通算８試合だっただけに、今季は両球団で２８試合に出場し、打率２割４分１厘とプロ７年目でようやく足がかりをつかんだ一年となった。

　「シーズン後半はすごい結果も落ちて、体力のなさを痛感した。体力をつくって、長打も打率も残していけるように取り組んでいきたい。年齢は関係ない。個人的にはレギュラーを取りにいきたい」

　来年１月も例年通り、神戸国際大付高の先輩で今季限りで引退した前ヤクルト・坂口智隆氏から打撃を教わる予定。人気アニメのエヴァンゲリオン初号機に似ているため「エヴァ」の愛称を持つ苦労人が、もうひと花を咲かせてくれそうだ。

関連ニュース

・【オリックス】吉田正尚、球団のメジャー挑戦承認に「自分の思いを尊重していただいた球団には本当に感謝しています」
・【オリックス】福良淳一ＧＭは吉田正尚の米挑戦を後押し「野球人生を考えたら尊重すべきかなというところ」
・【オリックス】吉田正尚のメジャー挑戦承認を正式発表　ポスティング申請でヤ軍など争奪戦か
・【オリックス】森友哉獲得を発表　交渉解禁わずか６日でスピード合意　福良淳一ＧＭ「普段通りやってくれたら」
・【オリックス】吉田正尚のメジャー挑戦容認へ　２９歳の夢を後押し　すでにヤンキースなど本格調査