【楽天】ドラフト6位、西濃運輸・林優樹と契約合意 憧れの和田毅のように“長寿プレーヤー”目指す

スポーツ報知

  • ニュース

2022.11.11(金) 17:17

入団に合意した楽天のドラフト6位、西濃運輸・林優樹

 楽天がドラフト6位指名した西濃運輸・林優樹投手が11日、岐阜県内のホテルで入団交渉し、契約金3000万円、年俸800万円で合意した。

 「4歳から野球を始めてずっと野球が好きでここまでやってきた。野球に対する気持ちは忘れずにこれから先もやっていきたい」と笑顔。高校2年だった2018年夏の甲子園準々決勝では吉田輝星投手(現日本ハム)を擁する金足農(秋田)と対戦し、2ランスクイズの奇策を喫し、サヨナラ負け。マウンドで泣き崩れたシーンは今でもファンの間で語り草だ。

 近江高ではプロ志望届を提出するも、指名漏れ。社会人の名門で3年間鍛え上げ、最速は147キロまで上昇した。担当の山田スカウトは「非常に厳しい練習でコツコツ鍛えてきた。強さも加わってプロでもやれるという評価をして獲得した。ボールの強さが出てきて、彼の良さである気持ちの強さがあれば、短いイニングで言えば早い段階で戦力になってくる。テクニックや投球術の強みもあるので、ファームで鍛えれば先発もありかなと思う。先発とセットアッパーの両面で可能性がある」と期待した。

 幼い頃から「お手本にしていた」というソフトバンク・和田に強い憧れを持つ21歳の左腕は「息の長い選手で自分の目指すべきところ」と現役20年の左腕のように“長寿プレーヤー”になることを誓った。

関連ニュース

【楽天】宮森智志が契約更改、デビューから22戦連続無失点の日本タイ記録評価
【楽天】ドラフト1位の立大・荘司康誠が入団合意、憧れの田中将大に弟子入り熱望
【楽天】田中将大、昨季年俸9億から3億円以上の減額で残留…球団史上最大
【楽天】黒川史陽が現状維持の780万円でサイン「アピールできるように」
【楽天】ドラフト1位、立大・荘司康誠と契約金1億円、年俸1600万円で入団合意「いち早く勝利に貢献できるように」

記事提供:

スポーツ報知