【日本ハム】石川亮「マイナスではないことを、しっかり見せたい」オリックス・斎藤綱記とトレード

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2022.11.10(木) 13:48

日本ハム・石川亮

 日本ハム・石川亮捕手(27)とオリックス・斎藤綱記投手(25)の1対1の交換トレードが成立し、10日、両球団から発表された。

 斎藤は北海道札幌市出身の道産子左腕。北照高から14年ドラフト5位でオリックスに入団した。20年は自己最多32試合に登板し1勝1敗4ホールド。今季は5試合の登板にとどまったが、ウエスタン・リーグではチームトップの50登板で1勝2敗、防御率2・41と好成績を残していた。日本ハムは救援左腕が補強ポイントの一つでもある。

 石川亮は帝京高から13年ドラフト8位で入団。巧みなリードで投手陣を支え、作戦実行能力も持つ。昨季は自己最多の60試合に出場した。リーグ連覇、26年ぶりの日本一を達成したオリックスは、石川亮の獲得によって捕手の層を厚くした。国内FA権を行使した西武・森の獲得に動く方針を固めている一方で、主戦捕手の伏見が同様に国内FA権を行使。オリックス残留を含め、日本ハムが本格調査に乗り出している状況だった。石川亮のコメントは以下の通り。

 「入団テストを受けてファイターズに指名していただいて、約9年間、本当にいろいろな経験をさせてもらって、ここまでやってくることができました。今まで関わってくださった方々とファイターズという素晴らしいチームに感謝の気持ちでいっぱいです。ファイターズで野球をやってきたからこそ、次のステージに行けると思っていますし、この移籍がマイナスなことではないということを、プレーを通じてしっかり見せたいと思います。温かいご声援をくださったファイターズファンの皆様と、これまで携わってくれた全ての方々に恩返しするためにも、また1軍の舞台で見つけてもらえる選手になりたいです。ルーキーに戻った気持ちで、新しいチームでこれからも頑張りたいと思いますので、変わらぬご声援をお願いいたします」

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