【西武】本田圭佑投手が体力強化へ投げ込み「あらゆる準備をしていきたい」

スポーツ報知

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2022.11.8(火) 20:19

来季へ向けてスタミナアップを図る西武・本田

 西武・本田圭佑投手が、秋季キャンプで投げ込みによる体力強化を図っている。8日は3度目のブルペン入りで100球を投げ込んだ。「毎回100球投げています。球数を投げられる中継ぎでいたいと思ったので体力をつけたい」と説明した。

 7年目の今季は序盤こそ先発で、3月29日のイースタン・リーグヤクルト戦では先発して11回途中まで154球を投げたこともあったが、4月下旬に1軍へ昇格してからは中継ぎに。「誰もが中継ぎで45試合も投げるとは思っていなかったと思っていますし、自分もその一人」と振り返る。

 45試合登板は自己最多で4勝2敗20ホールド。うち8試合で2イニング目を任せられるなど勝ちパターンの一角を占めるまでになった。「豊田コーチからは回またぎとか他の中継ぎと違うことをつくれれば、自分の価値が上がる。その点は豊田コーチと自分との共通認識だったので」。自らの立ち位置はしっかりと分かっているつもりだ。

 中継ぎで長いイニングを投げられるようになればロングリリーフも任せられるようになり、まさかの時には先発を務めることも可能。役回りが突如として変わることは今年、身をもって感じている。「先のことなんてわからないなと1年間やってみて痛感しました。だから来年もどうなるか逆に言ったらわからないので、あらゆる準備をしていきたい」。来年4月には30歳の誕生日を迎え、投手陣でも中堅どころになる右腕。今季の実績を自信に、静かに来季を見すえている。

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