日本ハム・新庄剛志監督（５０）が６日、７日から沖縄・国頭村で始まる秋季キャンプ中の紅白戦で「逆回り野球」を取り入れる考えを明かした。打者が打ったら本来の一塁ではなく三塁へ走る珍トレで「逆回りの野球をやらせたい。狙いは、左（打者）は走り打ちにならない。三塁に走るなら、しないでしょ」と説いた。

　指揮官はしっかりと振り切ることを求めており「コンって走り打ちする打者は嫌で。左打者に対してそういうアイデアは現役の時から（あった）」という。右打者については「走り打ちで外角の球をコンって。ヘッドの使い方とか何かきっかけをつかめたら面白い」と新たな発見を求める。

　昨秋キャンプでは指揮官がワゴン車の屋根に立って低い送球を意識させ、今春はフラフープを使った送球練習などを行っていたが、今回も珍トレ導入となる。また、新庄監督は守備面も重要視するだけに「守備だけの日をつくらせる」と見通しも立てた。（田中　哲）

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