【オリックス】ドラフト4位の東北福祉大・杉沢龍はトリプルスリー、育成3位の入山海斗は支配下登録が目標

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2022.11.2(水) 11:25

オリックス・中嶋監督のサイン入りIDを手にする東北福祉大の杉沢(左)と入山(カメラ・有吉広紀)

 東北福祉大からドラフト会議で指名された3選手が1日、仙台市内の同校で指名あいさつを受けた。オリックス4位・杉沢龍外野手(22)は、“トリプルスリー”を目標に開幕1軍へ意欲を燃やした。オリックス育成3位の入山海斗投手(22)は、同じ育成出身で日本シリーズで好投した宇田川優希投手(23)のような活躍へ、まずは支配下登録を目指す。

 でっかい夢を堂々と宣言した。「吉田(正尚)選手のように打率を残せてホームランも打てて、プラス盗塁もできる選手になりたい。(年間通して)トリプルスリーが目標です」と、東北福祉大・杉沢が言い切った。この日訪れたオリックス・牧田勝吾編成部副部長(48)が「天性のバットコントロール」と評価する巧打、50メートル走6秒3の俊足で守備範囲も広く、走攻守三拍子がそろう。プロでも存分に強みを発揮する。

 オリックスが26年ぶりの日本一に輝いた日本シリーズは、テレビで見ていた。中川圭太や福田周平、佐野皓大が入り、自身も大学時に主に守った中堅手を中心に見ていたという。「自分が入ったらどうだろう、と考えながら見ていました」と、プロで戦うイメージを持ちながら熱心に観戦した。

 秋田県出身で東北高→東北福祉大と宮城で過ごし、関西地方にも数えるほどしか行ったことがない。しかし杉沢は「自分は人に言うタイプ。関西出身の人はがんがん言ってくれるし、ぶつかれる相手で気が合う」。高校、大学と関西地方から来た仲間たちが多く、競い合うことで雰囲気にも慣れた。「(関西の)ノリも嫌いじゃないです」と笑った。

 現在は同じくプロに進む甲斐とともに練習に取り組み、プロで1年間戦い抜くためのフィジカル面強化を意識している。「開幕1軍を目標に、チームに貢献できるような選手になりたい」と力強く語った。走攻守すべてでファンを魅了し、勝利を引き寄せる選手になる。(有吉広紀)

 〇・・・入山が育成から大ブレイクした先輩に続く。150キロを超える直球とフォークを武器に日本シリーズでも4戦計5回2/3を無失点と日本一に貢献した宇田川は、育成出身で今年7月に支配下登録された。「一日一日が勝負だと思っているのでやるべきことをやりたい」と、宇田川のように早く1軍で活躍することを目標に練習を積んでいく。

 リーグ戦登板はわずか1試合。実戦経験の少なさは否めないが、上村和裕スカウト(39)は「ストレートの強さは魅力。経験を積んで大きく成長する力を持っている」と期待した。「まずは支配下を目指し、チームから信頼される投手になりたい」。最速154キロの直球を武器に道を切り開く。

 ◆杉沢龍(すぎさわ・りゅう)2000年6月2日、秋田県生まれ。22歳。仙台六大学リーグ通算は打率3割4分6厘、8本塁打、46打点。MVP2回、首位打者1回、本塁打王2回、打点王1回、ベストナイン4回。50メートル走6秒3、遠投110メートル。175センチ、80キロ。右投左打

 ◆ 入山海斗(いりやま・かいと)2000年5月26日、大阪府生まれ。22歳。仙台六大学リーグ通算は1試合登板0勝0敗。50メートル走6秒5、遠投115メートル。178センチ、78キロ。右投右打。

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