【オリックス】26年ぶり日本一に王手 山崎福也から完封リレー&杉本裕太郎がV打

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2022.10.29(土) 21:44

6回2死一、二塁、杉本裕太郎の先制適時打に喜ぶオリックスナイン(カメラ・清水 武)

◆「SMBC日本シリーズ2022」第6戦 ヤクルト―オリックス(29日・神宮)

 オリックスが今シリーズ2度目となる完封リレーで王手をかけた。

 投手陣が強力打線を見事に封じた。第2戦から中5日で先発した山崎福が、3四球を与えたものの、5回を1安打無失点の快投で白星。「四球でピンチを招いたことは反省点ですが、全体的にはしっかりと投げきることができた」。球団の先発投手の日本シリーズ勝利は、96年の第3戦の野田浩司以来で、14戦ぶりとなった。

 6回からは宇田川、平野、山崎颯とつなぎ、リードを守り切った。

 打線はヤクルトの先発・小川を攻めあぐねていたが、6回に先頭・太田の左前安打で出塁。宗が送った後、中川圭は捕邪飛、吉田正は申告敬遠で歩かされたが、2死一、二塁から杉本が右前適時打を放った。9回には敵失、犠飛で2点を追加。敵地でヤクルトを振り切った。

 チームはイチローらを擁した96年に4勝1敗で巨人を下し、日本一に輝いた。26年ぶりの頂点にいよいよあと1勝と迫った。

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