オリックス・宮城、6回途中3失点で降板 痛恨3ラン浴び日本S初勝利ならず

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2022.10.25(火) 20:53

オリックス・宮城大弥 (C) Kyodo News

◆ 味方打線が2年連続でヤクルト先発・高橋に苦戦

 オリックスの宮城大弥投手(21)が25日、ヤクルトとのSMBC日本シリーズ2022第3戦(京セラD大阪)に先発登板。6回途中6安打3失点で降板し、日本シリーズ初勝利の権利は得られなかった。

 同シリーズ初登板だった昨年の第2戦同様、2年連続でヤクルトの先発左腕・高橋とマッチアップ。立ち上がりから緩急を駆使した投球でゼロを刻み、2回は4番・村上のバットをへし折り投ゴロに退けた。

 しかし、味方打線が一死二、三塁の先制機を逸した直後の5回、先頭の6番・中村、7番・サンタナに連打を許し無死一、二塁のピンチを招いた。続くキブレハンと長岡は打ち取り二死まで漕ぎつけたが、1番・山田に痛恨の3ラン被弾。2球目の低め直球を左翼席へ運ばれ一気に3点を先制された。

 6回は一死から、村上に左翼線二塁打を許し降板。リリーフした比嘉が後続を退け、宮城の登板結果は6回途中89球、6安打3失点、5奪三振無四球となった。

 昨年の日本シリーズ第2戦は8回途中5安打1失点と好投したものの、味方打線がヤクルト先発・高橋にプロ初完封勝利を献上し負け投手。今年はやり返したいところだったが、またしても高橋より先に降板する結果となった。

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