ロッテ、バットを振る秋!打撃練習後には股割りティー

ベースボールキング

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2022.10.17(月) 15:31

股割りティーを行うロッテ・山口航輝

 ロッテの秋季練習が17日、ZOZOマリンスタジアムで行われた。

 小島和哉がグラウンドに一番に現れ、ストレッチなどで体を動かし、全体練習に備えた。山口航輝はいつもとユニホームの着こなしが違った。

 10時から投手、野手ともにウォーミングアップを行い、その後投手陣と野手陣に分かれて練習。投手陣は一塁側スタンドへ移動し階段を使ったトレーニング、野手はメディシンボール、チューブを使ったトレーニングで汗を流した。

 野手陣はグラウンドでキャッチボール、投手陣は階段を使ったトレーニングが終わった後は、グラウンドでの練習はなかった。小雨が降る
中、藤原恭大の「バッティングいきま〜す」の掛け声とともに打撃練習が11時15分過ぎにスタート。打撃練習、走塁練習、ティー打撃をローテーションで1グループあたり、約15分間隔で行われた。

 山口は滞空時間の長い当たりを打てば、安田尚憲もライナー性の当たりや滞空時間の長い当たりを飛ばした。加藤匠馬は前日まで黒茶のバット、白黒のバットの2本を使い分けていたが、この日は筆者が見た限り、白黒のバットだけで打っていた。3日連続でケージの外からスタッフにスマートフォンで打撃フォームなどの確認だろうか、打撃練習の様子を撮影してもらっていた。

 茶谷健太は左の打撃投手のときに白木のバット、右の打撃投手のときはティー打撃の時に使っている青色のバットで打っていた。打撃練習後のティー打撃では、スタッフに撮影してもらい、その映像をチェックしている場面も。藤原恭大は試合のときに使用している焦げ茶のバットだけでなく、白木のバットや黒のバットで打てば、岡大海も白木のバットで打っているときがあった。

 柿沼友哉の「バッティング終了で〜す」で打撃練習が終わると、休む間もなく野手陣は股割りティーで下半身をいじめ抜いた。

 全体練習後には特打(加藤、藤岡裕大、安田、山口)、そのほか選手は投手陣が午前中に行なった一塁側スタンドで階段を使ったトレーニング。特打では三塁側からレフトスタンド方向に向かってロングティー、トスしてもらったボールをネットに向かって真上に打つティー打撃、打撃練習(打撃投手が投げる球、ゆるいマシンの球)をローテーションで打った。

取材・文=岩下雄太

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