オリックスは１４日、白鴎大の曽谷（そたに）龍平投手をドラフト会議で１位指名することを公表した。福良ＧＭが取材に応じて明かした。即戦力としての期待が高く「うちの補強ポイント。ナンバー１の評価。真っすぐも強いし、スタミナもある。右のインコースにきっちり投げられる」と説明した。

　曽谷は、最速１５１キロの直球とキレのあるスライダー、チェンジアップを武器に高い奪三振能力を誇る。今春の松本大戦では１３奪三振でノーヒットノーランを達成した。明桜高では１年夏からベンチ入りし、２年夏に控え投手として甲子園出場。白鴎大では３年春に最多奪三振、３年秋に優秀選手賞、最多勝利、最優秀防御率、最多奪三振、ベストナインを獲得している。

　２０日のドラフトを前に１位指名選手を公表したのは、巨人（高松商・浅野）、ソフトバンク（誉高・イヒネ）、西武（早大・蛭間）、日本ハム（日体大・矢沢）、広島（苫小牧中央高・斉藤）に続き、早くも６球団目。この６球団の指名選手はすべて異なっている。

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