【オリックス】吉田正尚がポストシーズン1号 エース・山本由伸の今季先発試合は打率3割2分9厘と好調

スポーツ報知

  • ニュース

2022.10.13(木) 06:20

笑顔で撮影に応じる(左から)吉田正尚、山本由伸、杉本裕太郎(カメラ・義村 治子)

◆2022パーソル クライマックスシリーズ パ 最終S第1戦 オリックス5―0ソフトバンク(12日・京セラドーム大阪)

 「2022 パーソル クライマックスシリーズ パ」最終ステージ(S)初戦はオリックスがエース・山本由伸投手(24)の8回5安打無失点、10奪三振の快投でものにした。アドバンテージを含めて2勝0敗となり、パ・リーグの過去の例では日本シリーズ進出の可能性が100%となった。

 オリックス・吉田正尚外野手(29)がポストシーズン(PS)1号を放った。4点リードの7回1死、甲斐野の低めのスライダーを、最後は右手一本で右翼ポール際のスタンドに運んだ。記念の“1号”に「うまくボールの下にバットが入ってくれました。何とかスタンドまで届いてくれて良かったです」と目尻を下げた。

 昨年はシーズン終盤に右尺骨を骨折。CS最終Sで復帰し、3試合で3安打したが、打点は0だった。日本シリーズではサヨナラ打を放つなど活躍したが、6試合で6安打2打点、0本塁打だった。この日がPS初本塁打。「(短期決戦は)強い気持ち、アグレッシブさが大事」と、4回無死一塁では中前安打。チャンスを拡大し、先制点につなげた。5回は自身の敬遠から後続が3点を奪い、存在感を見せつけた。

 主砲はエースとガッチリとタッグ。今季、山本が先発した試合は79打数26安打の打率3割2分9厘で4本塁打、19打点となった。第2戦に向けて「良いところで打てるように継続したい」とさらに気持ちを高めた。

関連ニュース

【オリックス】山本由伸、8回5安打無失点「今日の1勝でかなりリードできた」ヒーローインタ一問一答
【オリックス】山本由伸の快投で初戦白星発進…CSは計17回無失点 杉本裕太郎の適時打 吉田正尚がソロ
【オリックス】吉田正尚が“トドメの一発” 5点差に引き離す
【オリックス】4回1死満塁から杉本裕太郎が押し出し四球で先制 
【オリックス】26年ぶり日本一へ第一関門 中嶋聡監督は超平常心「まあ、始まるな…ということだけですね」

記事提供:

スポーツ報知